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2013年秋のロサンゼルスオートショーで初公開された4代目「キャデラック・エスカレード」。日本では2015年2月に正式発表された。
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フロントグリルを飾る「キャデラッククレスト」は、「ATSクーペ」から採用されている新デザインのもの。
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各所に本革と本木目が用いられたインテリア。内装色は「シェール」と「ジェットブラック」「トスカナブラウン」の3色で、上級グレード「プラチナム」には後ろの2色が用意されている。
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今回のテスト車は上級グレードの「プラチナム」。充実した機能、装備に加え、専用のメッキグリルやアルミホイール、テールゲートのバッジなども特徴となっている。
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最高出力426ps、最大トルク63.5kgmを発生する6.2リッターV8 OHVエンジン。筒内直接燃料噴射システムや、気筒休止機構、可変バルブタイミング機構などが搭載されている。
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シート表皮は全車レザーが標準だが、グレードによって革の種類が異なり、上級グレード「プラチナム」では1列目、2列目シートにセミアニリンナッパレザーが用いられている。
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「プラチナム」の1列目シートには18ウェイの電動調整機構に加え、マッサージ機能も備わる。強さの調整は写真左のダイヤルで行う。
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電動格納機構を備えた2列目キャプテンシート。格納はタンブルフォールディング式だが、電動で動かせるのは背もたれを倒す作業のみで、座席を前方に跳ね上げる作業や、たたんだ座席を元に戻す作業は、いずれも手動となる。
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3列目シートは6:4の分割可倒式。格納はもちろん、起こす作業もラゲッジルームのスイッチで操作できる。
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「エスカレード」は路面の状態を感知して減衰力を調整する磁性流体ダンパーを装備しており、走行モードは「スポーツ」「ツーリング」の2種類から選択できる。
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タイヤサイズは全車共通で285/45R22。「プラチナム」にはシルバー塗装が施された、9スポークの専用アルミホイールが装備される。
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ベースグレード「プレミアム」のアシストステップが固定式なのに対し、「プラチナム」にはLED照明付きの電動格納式アシストステップが装備される。
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オーバーヘッドコンソールには電動スライディングルーフのコントローラーや、パワーテールゲートの開度を調整するダイヤルなどが備わる。
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シフトセレクターはコラムシフト式。手動変速時には、「+/-」のスイッチでギアを選択する。
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ラゲッジルームの容量は3列目を起こした状態で433リッター、たたんだ状態で1460リッター。2列目シートも折りたためば、2666リッターまで拡大できる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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「プラチナム」のセンターコンソールに備わるクーラーボックス。8.3リッターの容量を持ち、500ccのペットボトルを6本収納できる。
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センターコンソールの上には携帯端末用の非接触充電器が備わる。
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キャデラック・エスカレード プラチナム
『キャデラック・エスカレード プラチナム(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る