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「スバルBRZ tS」は、足まわりを中心にSTIがチューニングを施した特別限定車。同名のモデルは、2年前の2013年8月にも発売されている。
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チェリーレッドのモールで飾られたフロントグリル。その下方には、アンダースポイラーが添えられる。
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シートはレカロ製のバケットタイプ。パンチングアルカンターラやレッドステッチを用いた、ロゴ入りの専用品である。サイドエアバッグも備わる。
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内外装のさまざまなパーツに刻まれたSTIのロゴが、特別仕立てであることを主張する。写真は右フロントのフェンダーガーニッシュ。
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足まわりには、専用のビルシュタイン製サスペンションがおごられる(写真はフロントの倒立式)。これにより、車高はノーマル車比で10mm低くなる。
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エンジン本体はノーマルのまま。エンジンルームにも派手なドレスアップはないものの、フロントサス取り付け部とバルクヘッドが、新開発の「フレキシブルVバー」(写真奥)で連結される。
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スチール製の「フレキシブルVバー」は、中間(写真左側、ゴムカバーをずらして露出させた部分)にピロボールが組み込まれている。これにより、軸方向の剛性は確保しながら、曲げやねじりといった力を逃がすことができるという。
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リアバンパーもチェリーレッドのモールでドレスアップされている。
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林間の道を快走する「BRZ tS」。そのドライブシャフトは、ノーマル(直径28mm)に対して4mm太いものが採用されている。「トルクの立ち上がりが鋭くなったように感じられるはず」とは、開発スタッフの弁。
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艶のあるブラック塗装が施された18インチアルミホイール。その奥に、ブレンボ製のドリルドブレーキディスクが見える。
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STIのロゴが入った、専用スポーツメーター。
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レッドのアクセントにより、大人の遊び心が演出されたインテリア。写真は、AT車のもの。
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カーボン調のインストゥルメントパネル。助手席側の端には、専用のオーナメントが添えられる。赤いエアコン吹出し口も、専用装備の一つ。
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リアエンドには、控えめなリップスポイラーが装着される。2013年発売の「BRZ STI tS GT PACKAGE」に見られた大型のドライカーボンリアスポイラーは、今回は設定されない。
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リアシートの定員は2人。ごく限られた乗車スペースとなっている。
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「思い通りに操れるハンドリングの楽しさ」と「上質な乗り心地」の両立をコンセプトに掲げる、新型「BRZ STI tS」。ボディーカラーは、専用色のサンライズイエロー(写真)のほか、WRブルーパール、クリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカがラインナップされている。
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スバルBRZ tS
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フロントシートには、「STI」と「RECARO」のエンボス加工が施されている。
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真紅のエンジンスタートボタンもSTIのロゴ入り。
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トランクルーム。後席を前方に倒すことで、積載容量を拡大できる。
『スバルBRZ tS(FR/6MT)【試乗記】 』の記事ページへ戻る