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2代目「クーガ」は日本で2013年9月に発売された。1.6リッター“エコブースト”エンジンのみの設定とされたが、今回(2015年8月)それが改められ、1.5リッターと2リッターの2本立てとなった。
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今回の変更は事実上エンジンの換装のみにとどまり、内外装は従来型と同じ。インパネの中央には、引き続きオーディオなどの操作パネル(SYNCと呼ばれる)が置かれる。ナビはオプション(試乗車には未装着)。
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今回新たに登場した2リッター“エコブースト”エンジン(242ps、35.2kgm)。「エクスプローラー」用と同じボア87.5×ストローク83.1mmの1998ccユニットだが、諸元に若干の差があり(エクスプローラーは243ps、37.3kgm)、また指定ガソリンが「クーガ」はハイオク、エクスプローラーはレギュラーと異なっている。
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試乗車のボディーカラーは若葉色のメタリックカラー。「ジンジャーエール」というカラーネームが付いている。
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「タイタニアム」グレードではフルレザーシートのほか、「デュアルパネルサンルーフ」(フロント電動開閉式)が標準で備わるなど、インテリアの装備は充実している。
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シートは2列構成で、乗車定員は5人。後席は60:40の分割可倒式。
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ラゲッジルームの容量は406リッター。後席を畳めば1603リッターまで拡大できる。「タイタニアム」には「ハンズフリー・パワーリフトゲート」(リアバンパー下に足をかざすとリフトゲートが自動開閉する)が標準装備となる。
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パワーステアリングは電動式。旋回時にイン側の前輪が空転しかかるとブレーキ制御でそれを防ぐトルクベクタリング・コントロールも備わる。
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6段ATのマニュアルシフトは、セレクターノブの右側面にあるスイッチで行う。上半分を押せば「+」、下半分なら「-」。
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ワインディングロードを行く「クーガ タイタニアム」。
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ボディーサイズのカタログ値は4540×1840×1705mm。面白いことに「マツダCX-5」と同値だ。
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タイヤサイズは235/50R18。試乗車にはコンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5が装着されていた。
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車両価格は2リッターの「タイアニアム」(写真)が419万円で、1.5リッターの「トレンド」が359万円。ハンドル位置は右のみ。
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フォード・クーガ タイタニアム
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『フォード・クーガ タイタニアム(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る