
【スペック】全長×全幅×全高=4240×1775×1300mm/ホイールベース=2570mm/車重=未発表/駆動方式=FR/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(200ps/7000rpm、20.9kgm/6600rpm)(プロトタイプ)
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【スペック】全長×全幅×全高=4240×1775×1300mm/ホイールベース=2570mm/車重=未発表/駆動方式=FR/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(200ps/7000rpm、20.9kgm/6600rpm)(プロトタイプ)
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全長4240mm。専用のFRプラットフォームを設計し、4人乗りとしては世界最小サイズのパッケージにまとめられた。
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テスト車は215/45R17サイズのミシュラン・プライマシーHPを装着していた。
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テールにはクリアレンズのコンビネーションランプを配置。リアビューにはどことなく「レクサスLFA」のイメージが重なる。
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2リッターの水平対向D-4Sエンジンは、キャビン方向にぐっと寄せられ、低い位置に搭載される。エンジンカバーにトヨタとスバル、両メーカーの名が記される。
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中心にエンジン回転計を配置。レッドゾーンは7400rpmから。プロトタイプの速度計には260km/hまで記されていた。
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フロントシートは、背もたれ、座面とも、乗員を面で支える断面が追求された。またシフトレバーの操作性を考慮した形状が探られたという。ヒップポイントは400mmと低い。ステアリングは直径365mmの真円タイプを採用。
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6段MT以外にも、6段AT仕様も用意される。セレクターの手前に、右から乱れた挙動を安定させる「VSC」のスポーツモードへの切り替え、走行モードの「スポーツ」と「スノー」との切り替え、VSCカットオフの各ボタンが並ぶ。「スポーツ」に設定すると、エンジンレスポンスが俊敏になり、シフトタイミングも変更される。シフトダウン時のブリッピング機能も付く。
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「トヨタ86」の開発を率いた製品企画本部の多田哲也チーフエンジニア。過去に初代「bB」や2代目「ウィッシュ」の開発を手がけた。
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定員は4人。もっとも、リアシートの居住性は「プラス2」と割り切るべき。
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リアシートは可倒式となっており、トランクの容量アップが可能。サーキット走行を想定して、タイヤが4本載る荷室形状が探られたという。
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テール下部のディフューザーには。2本のテールパイプと、ユニークな三角形のリアフォグランプなどが配置される。
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「キーンルック」と呼ばれるフロントマスクは、獲物を捕らえるようなまなざしを表現しているという。
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トヨタは「86」で、自分だけの1台を楽しみながら育てる「AE86」の精神を継承したいと考えている。これはその一例。インストゥルメントパネル中央に3連のメーターを装着し、シートをフルバケットのレーシングタイプに交換している。
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前ホイールアーチの後方に装着される「86」のオーナメントバッジ。
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トヨタはリアビューで、安定感のあるスタンスと軽快感を表現したという。
『トヨタ86プロトタイプ(FR/6MT)【試乗速報】』の記事ページへ戻る