
【スペック】全長×全幅×全高=4895×1895×1370mm/ホイールベース=2855mm/車重=1910kg/駆動方式=FR/4.4リッターV8DOHC32バルブツインターボ(407ps/5500rpm、61.2kgm/1750-4500rpm)/価格=1235万円(テスト車=1465万2000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4895×1895×1370mm/ホイールベース=2855mm/車重=1910kg/駆動方式=FR/4.4リッターV8DOHC32バルブツインターボ(407ps/5500rpm、61.2kgm/1750-4500rpm)/価格=1235万円(テスト車=1465万2000円)
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優雅な弧を描いて後方へ流れるルーフラインの美しさが際立つアングル。デザインのテーマは「水」。優雅に滑らかに流れる水からインスピレーションを得た造形だという。
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燃料の量を精密にコントロールして噴射する直噴システムと、小型のターボチャージャー2基との組み合わせで、高効率とハイパワーの両立を図ったという4.4リッターV8ユニット。3リッター直6の「640i」が320psであるのに対して、こちらは407psを発生する。0-100km/hの加速タイムは欧州仕様車で4.9秒。「ECO PRO」モードやアイドリングストップ機能も備わって、燃費は10・15モード、JC08モードともに8.1km/リッターを記録する。
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試乗車は「M Sportパッケージ」装着車。スポーツシートやアルカンターラとナッパレザーを組み合わせたインテリアは、このオプションに含まれる。
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オプションのLEDヘッドランプは、クラシカルなたたずまいの中にも新しさを感じさせる。コーナリングライトやウインカーにもLEDが用いられる。コーナリングライトは、60km/h以上ではステアリングホイールの操舵(そうだ)角と速度から照射範囲を決定する。
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運転席まわりの様子。ぴかぴか輝くiDriveのコントローラーや空調のスイッチ類、シフトセレクターなどは「セラミックスフィニッシュ」と呼ばれるオプション。9万5000円と、意外と高価。センターコンソールの液晶画面は10.2インチ。
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楽ちんモードから戦闘モードまで、車両の性格を変えられる「ドライビング・パフォーマンス・コントロール」はシフトセレクター横のスイッチで操作する。エンジン、トランスミッション、パワーステアリング、DSC(ダイナミック・スタビリティー・コントロール)の設定が変化する。「650i クーペ」には「640i クーペ」でオプション扱いとなる「ダイナミック・ダンピング・コントロール」が標準で備わり、さらに快適な「コンフォート・プラス」モードが用意される。
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テスト車のアルミホイールは、オプション「M Sportパッケージ」とのセット。タイヤのサイズはフロントが245/40R19、リアが275/35R19。
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後席の様子。こちらの定員は2名となっている。
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荷室の容量は460リッター。奥にはスキーホールが備わり、長尺物の積載にも対応する。
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【テスト車のオプション装備】
イノベーションパッケージ=65万円/M Sportパッケージ+アロイホイール(ダブルスポークスタイリング351M)=40万円/セラミックスフィニッシュ=9万5000円/電動ガラスサンルーフ=18万5000円/トップビュー+サイドビューカメラ=10万円/LEDヘッドライト=22万円/USBオーディオインターフェイス=5万2000円/バング&オルフセン・ハイエンド・サラウンドサウンドシステム=60万円
『BMW 650iクーペ(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る