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1/4道路構造令が言う「平均的なドライバー」とは何か。それについての記述はないけれど、ドライバーの運転技能の平均なんてわかるわけがない。だから、国が定めた一定の運転技能の基準をクリアしたドライバーを「平均的」と考えれば「平均的」の意味がわかる。要するに、運転免許試験にパスした人のこと。
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2/4中央道の実験の際、中央道の80㎞/h規制区間で速度オーバーで検挙されたドライバーの速度を知りたくて、違反容疑を不服として裁判で争った事件の記録を調べてみた。そのときの速度取り締まりで検挙されたクルマは18台。129㎞/hを最高に120㎞/hが2台、119㎞/h、114㎞/h(2台)、113㎞/hと続き、残りの11台は100㎞/h台だった。ほんの一部の例外はあるにしても、検挙された大半のドライバーは「とてつもなく危険な速度」で走っていたわけではないという事実がわかった。
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3/4東北道で制限速度の引き上げが予定されているのは赤い部分(花巻南IC~盛岡南IC間約31km)。
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4/4東北道は、引き上げが予定されている区間に限らず、安全快適に走れる区間は多い。写真は松尾八幡平IC付近の風景。正面に見えるのは日本百名山のひとつ、石川啄木が「ふるさとの山に向かひて……」と歌った岩手山。(写真=NEXCO東日本)

矢貫 隆
1951年生まれ。長距離トラック運転手、タクシードライバーなど、多数の職業を経て、ノンフィクションライターに。現在『CAR GRAPHIC』誌で「矢貫 隆のニッポンジドウシャ奇譚」を連載中。『自殺―生き残りの証言』(文春文庫)、『刑場に消ゆ』(文藝春秋)、『タクシー運転手が教える秘密の京都』(文藝春秋)など、著書多数。
矢貫 隆の現場が俺を呼んでいる!?の新着記事
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第31回:「制限速度120km/h へ引き上げ」の背景にあるもの(最終回)
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第29回:「制限速度120km/hへ引き上げ」の背景にあるもの(その2)
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第28回:「制限速度120km/hへ引き上げ」の背景にあるもの(その1)
プロローグは「昔の思い出」 2016.7.21 警察庁の発表直後こそメディアは120km/h時代の到来を報じたが、それから3カ月、なぜ今、なのか、なぜ120km/hなのか、なぜ限定的な区間だけなのか等についての続報がいっこうに伝わってこない。だから矢貫 隆が、今、それを語る。 -
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