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2/17「メルセデスAMG GT」の高性能モデルとして、2016年9月の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でお披露目された「AMG GT R」。日本では2017年6月に販売が開始された。
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3/17スポーティーなバックスキン素材が用いられたインテリア。テスト車には有償オプションのカーボンパーツが随所に用いられていた。
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4/17「AMG GT R」に標準装備されるフルバケットタイプの「AMGスポーツバケットシート」。オプションでシートヒーターや電動調整機構付きのシートも用意される。
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5/17競技専用車「AMG GT3」のノウハウを取り入れて開発された「AMG GT R」。ニュルブルクリンク北コースでは7分10秒9というラップタイムを記録している。
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6/17動力性能に関しては、最高速が318km/h、0-100km/h加速が3.6秒と公称されている。
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7/17装着されるタイヤは“公道も走れるサーキットタイヤ”とうたわれる「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」。テスト車には軽量なカーボンセラミックブレーキが装備されていた。
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8/17センターコンソールに備わる走行モードの切り替えダイヤル。「AMG GT R」には、これとは別にESP(横滑り防止装置)の介入度合いを3段階で切り替える「3ステージESP」や、トラクションコントロールの効きを制御する「AMGトラクションコントロール」も装備されている。
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9/17リアビューでは、角度調整機構付きの固定式リアウイングや、センター出しのマフラーと専用形状のリアディフューザー、テールランプの間に開けられたエキゾーストシステム冷却用のエアアウトレットが目を引く。
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10/17「AMG GT R」には、約100km/h以下の車速では逆位相、それより高い速度域では同位相に後輪を操舵するリアアクスルステア機構が、AMGのモデルとして初めて採用されている。
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11/17軽量化を図るため、ルーフやフロントフェンダー、プロペラシャフトを覆うトルクチューブなどにはカーボンファイバーが使用された。
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12/17大幅な改良を受けた「M178」型4リッターV8ツインターボエンジン。「AMG GT S」より75ps高い585psの最高出力と、50Nm大きい700Nmの最大トルクを発生する。
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13/17ワイドタイヤの装着とトレッド拡大のため、「AMG GT R」にはフェンダーが大きく張り出したワイドボディーが採用されている。全幅は、「AMG GT/GT S」より55mm幅広い1995mm。
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14/17競技専用車「AMG GT3」にも搭載される「AMGトラクションコントロール」。ESPをオフにすると自動で起動。後輪のスリップ量を9段階で調整できる。
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15/17センターコンソールにエンボス加工されたAMGのエンブレム。エンジンの部品と、AMGの所在地であるアファルターバッハを表すリンゴの木がデザインされている。
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16/17ボディーカラーは全10色。テスト車の「グリーンヘルマグノ」は「GT R」のみに設定される111万2000円の有償色となる。
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17/17メルセデスAMG GT R

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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