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1/13北海道・士別のテストコースを走行する、「ブリヂストン・ブリザックVRX2」を装着した「アウディA3セダン」。
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2/13ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザック」シリーズの新製品として、2017年7月に発表された「VRX2」。氷雪路でのグリップ性能に加え、高い摩耗ライフ性能や静粛性も追求されいてる。
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3/13構内のワインディング路での試乗に用意された5台の試乗車。軽自動車やミニバン、高級セダンなど、幅広い車種に対応できる豊富なサイズバリエーションも「ブリザックVRX2」の特徴。その種類は、135/80R12から245/40R20まで、全109種類にのぼる。
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4/13ブリヂストンの「ブリザック」シリーズは、微細な気泡を持つ「発泡ゴム」を採用している点が特徴。タイヤ表面の気泡が水を吸収し、路面の水膜を取り除く役目を果たす。
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5/13「ブリザックVRX2」ではトレッドゴムを形成するポリマーに、より粒の小さなシリカを配合。増量された「摩擦力向上剤」とシリカが効果的に結合することで、トレッドゴムが接地面で粘りを発揮し、従来モデルを大きく上回るグリップ力を実現する。
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6/13「ブリザック史上最高の氷上性能」とうたわれる「ブリザックVRX2」。特に氷上ブレーキ性能については、従来モデルの「VRX」より制動距離を10%短縮させている。
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7/13「ブリザックVRX2」では、新開発の「アクティブ発泡ゴム2」の採用に加え、静粛性や耐摩耗性能に配慮した新しいトレッドパターンもトピックとなっている。
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8/13新しいトレッドパターンについては、サイプの間隔を最適化することでブロック剛性を向上。本文でも紹介されている左右非対称デザインのV字型のサイプを採用したり、横溝の数を増やしたりすることで、路面を“ひっかく”“捉える”力を向上させている。また、これに伴う“すべり量”の低減は、ロングライフ性能や静粛性の向上にも寄与している。
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9/13「ブリザックVRX2」では、耐摩耗性能が22%、静粛性が31%、従来品の「VRX」より、それぞれ向上している。
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10/13試走は士別のプルービンググラウンドの構内、および周辺の一般道にて行われた。
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11/13建屋内の氷上直線路で行われた試走の様子。スケートリンクのように氷の張ったコース上で、スラロームやブレーキングを試すという内容だった。
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12/13氷上旋回路では、最新の「ブリザックVRX2」と従来品の「VRX」、そして発泡ゴム非使用のタイヤによる乗り比べが行われた。
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13/13ワインディング路を走行する、「ブリザックVRX2」を装着した「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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