-
1/22
-
2/22新型「ポルシェ・カイエン」が世界初公開されたのは2017年8月のこと。まずは「カイエン」と「カイエンS」が、少し遅れて「カイエン ターボ」がローンチされた。
-
3/22フロントまわりのデザインは、先代からのキープコンセプト。開口部が広くなったグリルが新型の最大の特徴だ。
-
4/22リアのデザインでは、左右のコンビランプをつなぐLEDストリップが新しい。
-
5/22ボディーサイズは全長×全幅×全高=4918×1983×1696mm(「カイエン」の場合)。先代よりも63mm長く、25mm幅広く、9mm低くなった。
-
ポルシェ カイエン の中古車webCG中古車検索
-
6/22まずは最もベーシックな「カイエン」のステアリングを握る。
-
7/22「カイエン」に積まれる3リッターV6ターボエンジンは、最高出力340psと最大トルク450Nmを発生する。
-
8/22新型では、ドライビングダイナミクスの向上を狙い、前後異サイズのタイヤを採用する。テスト車の「カイエン」は、フロント285/40ZR21、リア315/35ZR21(オプション。標準は前後とも19インチ)の「ピレリPゼロ」が装着されていた。
-
9/22「カイエン」の動力性能は0-100km/h加速が6.2秒(オプションのスポーツクロノパッケージ装着車は5.9秒)、最高速が245km/hと公表されている。
-
10/22続いては中間グレード「カイエンS」をテスト。搭載される2.9リッターツインターボエンジンは、440psと550Nmを発生する。
-
11/22「カイエンS」のインテリア。シフトレバー周辺にメカニカルなスイッチがずらりと並んでいた先代とは一変、タッチスクリーンでの操作を基本とした、すっきりとしたデザインを採用している。
-
12/22インパネのセンターに備わる12.3インチのスクリーンにもスイッチは備わらず、タッチ操作を採用する。
-
13/22トップパフォーマンスモデルの「カイエン ターボ」は、4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。550psと770Nmを発生する。
-
14/22トランスミッションは全車で8段ATを採用。パーツサプライヤーはZF。
-
15/22「カイエン ターボ」のフロントシート。表皮全体にパーフォレーテッド(穴あけ)加工が施されるほか、ヘッドレストには「turbo」のロゴが配される。
-
16/22リアシートは3人掛け。40:20:40の分割可倒機構を備えている。
-
17/22今回テストしたすべてのモデルに、オプションのリアアクスル・ステアリングが装着されていた。低速時には後輪を前輪と逆位相に、高速時には同位相に切ることでコーナリング性能を高めている。
-
18/22メーターパネルはセンターのエンジン回転計のみが機械式。その左右はそれぞれ液晶パネルとなっており、写真のように“5眼式”風に表示させたり、マップを表示させたりできる。
-
19/22荷室の容量は「カイエン」と「カイエンS」が770~1770リッター、「カイエン ターボ」が745~1680リッター。(写真をクリックすると荷室のアレンジが見られます)
-
20/22ポルシェ・カイエン
-
21/22ポルシェ・カイエンS
-
22/22ポルシェ・カイエン ターボ

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
ポルシェ カイエン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
新着記事
-
NEW
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。