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2/29「ランボルギーニ・ウルス」は、2012年4月の北京モーターショーで、コンセプトカーとして初登場。量産型は2017年5月にイタリアでデビューし、日本では2018年2月にお披露目された。
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3/29「ウルス」のコックピット周辺部。カップホルダーやエアコン吹き出し口の意匠は、六角形で統一されている。
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4/29メーターパネルはフル液晶タイプ。写真のように、カーナビの地図を表示することもできる。
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5/29リアまわりは、バンパー下部のディフューザーや4本出しのエキゾーストパイプが目を引く。
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6/29「ウルス」という車名は、家畜牛の先祖にあたる大型の野生牛に由来する。スペインの闘牛に用いられる牛は、外見がこの野生牛に近いのだとか。
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7/292つのターボで過給されるV8エンジン。コンセプトカー時代の600psを大きく上回る、最高出力650psを発生する。
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8/29センターコンソールの始動スイッチ(写真中央)。その左隣には、Tamburoドライブモードセレクターが並ぶ。
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9/29走行モードは、液晶モニターを介しても変更することができる。写真はテッラ(グラベル)モードの選択画面。
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10/29Y字をモチーフにデザインされた、LED式のヘッドランプ。
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11/29Tamburoドライブモードセレクターのデザインは、飛行機の操縦かんを思わせる。
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12/29計6つの走行モードのうち、テッラ(グラベル)とサッビア(デザート)はオプションとして用意される。
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13/29Y字のデザインが採用された22インチアルミホイール。タイヤは「ピレリPゼロ」が組み合わされていた。
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14/29ローマ近郊のサーキットを走る「ウルス」。トルクベクタリング機能の働きにより、アンダーステアを低減。スムーズなコーナリングが可能となっている。
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15/29スロープ状になったセンターコンソールの側面には、乗員のホールド性を高めるためのパッドが装着されている。
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16/29シフトパドルはステアリングホイールと一体になって回るタイプ。右がアップ(+)で左がダウン(-)。
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17/29「ウルス」では、アルミ製のドアやクロスメンバーを採用するなどして、ボディーの軽量化が図られた。車体の乾燥重量は2200kg以下。
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18/29前後のトルク配分は、平時は前40:後ろ60。走行状態により、フロントに最大70%、リアには最大87%のトルクが伝達されるようになる。
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19/294WD車の「ウルス」だが、走行モードをコルサモードにすると、オーバーステアの特性が強められる。
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20/29「ウルス」のホイールサイズは、21インチを基準に、22インチと23インチ(写真)がラインナップされる。
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21/29エアサスペンションを装着する「ウルス」。最低地上高は、走行モードや走行状態により、158~248mmの間で変化する。
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22/29「ウルス」の乗車定員は、標準の状態で5人。オプションとして、写真のように後席を独立型の2人掛けにすることもできる。
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23/29ラゲッジスペースの容量は5人乗車時で616リッター。4人乗り仕様の場合は574リッターとなる。
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24/29「ウルス」が0-100km/h加速に要する時間は3.6秒。最高速度は305km/hと公表される。
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25/29ヘッドランプと同様に、リアコンビランプ(写真)もY字をモチーフにデザインされている。
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26/29「ウルス」には、「アヴェンタドールS」で導入されたリアホイールステアリングが採用される。低速時は前後ホイールが反対方向に切れて小回り性を高める一方、高速時は同じ方向に切れることで安定性を向上させる。
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27/292250rpmの低回転域から850Nmの最大トルクを発生する「ウルス」。オフロードでの応答性に強みを見せる。
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28/292018年春からデリバリーの始まった「ランボルギーニ・ウルス」。日本での価格は2574万円となっている。
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29/29ランボルギーニ・ウルス

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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