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2/17「アウディRS 3セダン」が日本に導入されたのは2017年3月のこと。日本でラインナップされる「RS」モデルの中では、唯一のセダンとなっている。
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3/17ボディーサイズは全長×全幅×全高=4480×1800×1380mm。ハッチバックの「スポーツバック」よりも130mm長く、30mm低いプロポーションとなっている(全幅は同じ)。
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4/17テスト車には赤いエアコンの吹き出し口やカーボンのインパネ装飾パネルなどが装着されていたが、それでもインテリアはご覧の通りのシンプルさ。スパルタンを旨とする。
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5/17シングルフレームグリルを囲むマットシルバーのパーツ(オプション)が控えめに主張するフロントマスク。ブラックのメッシュ部分はダミーではなく、すべて導風口として機能する。
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6/17“フォーシルバーリングス”の中は網目を細かくして冷却風を取り入れるという念の入れようだ。
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7/17フロントドアのヒンジ付近に張られた、「Audi Sport GmbH」と刻まれたシャシーナンバープレート。乗り降りするたびにオーナーズスピリットをくすぐる(?)仕掛けだ。
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8/17「RS 3セダン」の動力性能は、0-100km/h加速が4.1秒、最高速が250km/h(リミッター作動)と公表される。クワトロ4WDシステムはプロペラシャフトの後端に電子制御式マルチプレートクラッチを備えたタイプを採用する。
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9/17フロントフード下には2.5リッター直5エンジンが横置きされる。ほとんど隙間がないほどぎっしりとパーツが詰まっている。
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10/17「A3セダン/スポーツバック」と比べるとエンジンルームの内部があまりに狭くなっているためか、「RS 3セダン」ではバッテリーの設置場所がエンジンルームからラゲッジルームへと変更されている。
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11/17ラゲッジルームの容量は315リッター。トランクスルー機構を備えている。
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12/17「A3セダン」と比べると、フロントが20mm、リアが14mm、それぞれトレッドが拡大されている。
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13/17テスト車にはオプションの「RSスポーツシート」が装着されていた。表皮にスムースレザーを採用した、ヘッドレスト一体型の上等なシートだが、前後の位置調整や背もたれの角度調整などは手動式となる。
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14/17トランスミッションはデュアルクラッチ式ATのSトロニックを採用。1~6速は加速を意識した低めのレシオに、7速は高速巡航時に燃費を稼ぐ高めのレシオに設定されている。
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15/17タイヤサイズは235/35R19で、テスト車には「ピレリPゼロ」が装着されていた。赤く塗られたブレーキキャリパーもオプション装備のひとつ。
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16/17アウディRS 3セダン
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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