-
1/19東京・国立の谷保天満宮にて。交通安全祈願発祥の地である。
-
2/19なぜこの場所のお世話になったかというと、「連載のためにどっかでバイパーの写真撮らなきゃ」と思って武蔵野を出たものの、中央道のあまりの混雑に、インター2つでギブアップしたからである。連休に外出とか、するもんじゃねえな……。
-
3/19余談ですが、「狐につままれたような」という言いまわしの「つまむ」とは、「化かす」の意味だそうな。決して「狐に鼻をつままれた」とか、そういう意味ではないそうなので、あしからず(それはそれで驚きそうなシチュエーションだが)。写真はわが家の最寄り、西窪稲荷神社のお稲荷さま。
-
4/19(写真A)わがバイパーのアライメント測定の結果がこちら。記者は足まわり素人なので、今回は本を読んだり人に聞いたり、ネットで調べたりして原稿を書いたのだが、つくづく「ジドーシャは、言葉の知識だけじゃ理解できないコトだらけだな」と思い知った。
-
5/19読者諸兄姉におかれては釈迦に説法なお話でしょうが、一応説明を。「トー」とはクルマを真上から見たときのタイヤの向きを言う。タイヤが内向きだったら「トーイン」と言い、数字はプラスで、外向きだったら「トーアウト」と言い、数字はマイナスで表示される。例えば、「右タイヤのトー角が+1.5°」と言った場合、右のタイヤは1.5°内向きにセットされていることになる。
-
ダッジ の中古車webCG中古車検索
-
6/19今回はアライメント調整と合わせ、スペアキーの製作も依頼していた。写真下がスペアキー。上がもろくて壊れやすい(というか壊れている)純正キー。純正君よ、今日から君は観賞用アイテムに降格だ。(カギの歯が見えないものに写真を差し替えました。ご指摘いただいた方、ありがとうございます)
-
7/19(写真B)アライメントの計測結果から、リアアクスル関連の数値をアップにしたところ。左:-1.29°、右:-1.38°というトー角の狂いっぷりもすごいが、左右ともに-2°強というキャンバー角も、なかなかにすごい。
-
8/19せっかくなので調整後のタイヤの写真を……。といっても、この角度からだとなにも分からないですね。取りあえず、左向きだったフロントタイヤのトー角は左右ともに+0.01°に調整してもらった。メーカー指定の数値が+0.06°なので、やや“トーゼロ”寄り。「ハイグリップタイヤでも、コーナーの入りで頭が入りやすいように」という配慮だそうです。
-
9/19リアタイヤについては、問題だったトー角を左右ともに+0.09°に調整。-2°強のキャンバー角については、微調整しつつもそのまま残すことになった。理由はもちろん、スポーツ走行時に踏ん張ってほしいから。だってバイパーのお尻って、振り出したら絶対帰ってこないんですもの。
-
10/19調整前のタイヤのトー角を模式的に表現したもの。四輪いずれも、例外なく狂っていたのは事実だが、これだけを見ると、“右流れ”の症状が起きるようには見えないのだが……。
-
11/19わが「バイパー」のリアの足まわり(……といっても、ほとんどブレーキディスクしか写っていませんが)。本多氏の言う通り「部品交換後にトー角を調整しなかった」のだとしたら、その施工はアメリカ在住のころ、しかもオーナー氏のDIYによってなされたものと思われる。さすがに日本のショップさんが、そこまでズサンな仕事をするとは思えないので……。
-
12/19これまた釈迦に説法なお話しですが、クルマを正面または真後ろから見たとき、タイヤが“ハの字”になっていたら「ネガティブキャンバー」、“逆ハの字”になっていたら、「ポジティブキャンバー」と言う。……ちなみに、ここまでのイラスト3点は、すべてwebCGほったの筆である。参考になりそうな素材がなかったので、仕方なく製作する羽目になった。お目汚し、申し訳ない。
-
13/19今回の整備・修理の明細がこちら。そういえば今回は、ついにエアコンも修理したのだった。コンプレッサーのOリングを交換したらガス漏れがおさまったようで一安心。とりあえずはまた、この状態で様子見ですな。
-
14/19アライメント調整後の足まわりの様子。前後のタイヤの、ディスク面の向きにご注目である。ちなみに、フロントがトーゼロ寄り、リアに-2°のネガキャンという今回の足まわりは、本多氏謹製のもの。いわく「ほったさんはスポーツ走行によく参加するので、『ACR』のものを参考に調整してみました」とのこと。ありがたや、ありがたや。
-
15/19アライメント調整後の「バイパー」をチェックしようと、向かった先は東京外環自動車道。新しく開通した区間を走ってみたいという思惑もあってのコース取りである。写真は外回りの三郷南IC。ここから先が、新しい開通区間だ。
-
16/19渋滞情報を知らせる掲示板。箱崎、辰巳、宮野木と聞きなれたJCT名を見ると「ほうほう、ここがこうつながるのか」と実感がわく。市川に実家がある身としては、結構便利になりそう。
-
17/19ちなみに道は、江戸川を越えた辺りからご覧の通りのトンネルに。それもあって、京葉道路と接続する京葉JCTは相当に複雑でマニアックな構造になっているのだそうな。
-
18/19終点の高谷JCT。長らく中途半端な様相を呈していた外環道も、京葉方面はこれにて概ね完成である。後は大泉ICから先だが、期待されていた2020年までの中央道&東名高速との接続は難しい様子。外環道の、明日はどっちだ。ルルル~。
-
19/19前にも増してグイグイ走るようになった「バイパー」に乗って、やってきました金谷港。バウムクーヘンが大変おいしゅうございました。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
ダッジ の中古車webCG中古車検索
バイパーほったの ヘビの毒にやられましての新着記事
-
【番外編】バイパー、事故に遭う ―東京の片隅で垣間見た現代ニッポンの縮図― 2025.8.26 インバウンドでにぎわう令和の日本で、webCG編集部員と「ダッジ・バイパー」を襲ったささやかな悲劇とは? 「まさか自分が(笑)」なんて油断しているところに襲ってくるのが事故というもの。読者諸氏の皆さんも、運転には気をつけましょうね。
-
【番外編】バイパー、能登へ行く 2025.1.9 排気量8リッターのアメリカンマッスルカー「ダッジ・バイパー」で目指すは深秋の日本海。その旅程で記者が覚えた、AIやデンキに対する考えとは? 最後の目的地である能登半島の突端で思ったこととは? webCG編集部員が、時代遅れの怪物と中部・北陸を駆ける。
-
第47回:114万9019円の愉悦 2022.12.21 限りある石油資源をむさぼり、今日も生ガスをばらまいて走るwebCG編集部員の「ダッジ・バイパー」。今年に入り、ずっと不調だった毒ヘビが、このほど整備から帰ってきた。どこを直し、どう変わったのか? どれくらい諭吉が飛んだのか!? 赤裸々にリポートする。
-
第46回:クルマを買い替えようとして、結局やめた話 2022.10.3 アメリカの暴れん坊「ダッジ・バイパー」に振り回されてはや6年。webCGほったの心に、ついに魔が差す? 読者諸兄姉の皆さまは、どんなタイミングでクルマの買い替えを考えますか。お金ですか? トラブルですか? 記者の場合はこうでした。
-
第45回:頼みの綱の民間療法 2022.5.20 漏るわ、滑るわ、雨とはいささか相性がよくないwebCG編集部員の「ダッジ・バイパー」。加えて電装系が気まぐれなのも頭痛の種だが、これら2つの悪癖に同時に襲われたら、持ち主はどんな窮地に立たされるのか? 春時雨の下で起きた事件の顛末をリポートする。
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。