-
1/202018年7月5日に行われた発表会において、演壇の脇に展示された4代目「スズキ・ジムニー」。
-
2/20新型「ジムニー/ジムニーシエラ」の歴史と特徴を説明する、スズキの鈴木俊宏社長。ちょっと口調は固かったが、鈴木 修会長の思い出話を交えたそれは、今のところ2018年最良のスピーチだったと思う。
-
3/20実車確認はご覧のありさま。あまりの人の多さに、なかなかクルマに近づくことができなかった。
-
4/20個人的な印象だが、取材陣がこんなに興奮し、好意的に迎えた新型車は、ホンダの軽スポーツカー「S660」以来ではないかと思う。
-
5/20いかにもクロカン然としたスタイリングが魅力の、新型「ジムニー」(右)と「ジムニーシエラ」(左)。(写真=荒川正幸)
-
スズキ の中古車webCG中古車検索
-
6/20パワープラントに見る、市街地での痛痒(つうよう)感のなさは「ジムニー」に分がある。制御のうまさも含めて、日本専用開発の軽自動車用パワープラントの面目躍如。
-
7/20一応ですが、無責任なことを言わないよう、近所のディーラーで「ジムニー」と「ジムニーシエラ」、試乗してきました。こちら証拠写真です。
-
8/20証拠写真その2。正直なところ、新型は上級グレードのアルミホイールより、下位グレードの鉄チンホイールのほうがカッコいいと思う。
-
9/202014年夏に登場した、JB23型の最終モデルの「XC」。高年式の先代ジムニーは、歩行者保護のために盛り上がったボンネットが特徴だ。
-
10/20先代最終型の「ジムニーXC」のインストゥルメントパネルまわり。これでも初期のものと比べればモダンになったほうだが、新型と比べるとやっぱり時代を感じる。
-
11/20本文で紹介したオンロードでの乗り心地や装備の充実度に加え、車内の広々感も新型と従来型の大きな違いだろう。
-
12/20特別仕様車の「ジムニーシエラ ランドベンチャー」。必要な装備が一通りそろっていることも、中古車の魅力だろう。新車の場合、カーペット1枚から別料金で買わないといけないので。
-
13/20発表会場に展示された新型「ジムニー」のランニングシャシー。新型のシャシーや足まわりは、基本的に従来モデルのコンセプトを進化、発展させたものだ。
-
14/202代目の最初期モデルであるSJ30型。エンジンは初代譲りの0.55リッター水冷2サイクルが採用されていた。
-
15/20初めて4サイクルのターボエンジンが設定されたJA71型。写真は盛り上がったルーフ形状が特徴の「パノラミックルーフ」。
-
16/20軽自動車規格の改定に合わせ、0.66リッターのターボエンジンが搭載されたJA11型。リーフスプリングを採用した最後の「ジムニー」として、中古車市場でも人気の高いモデル。
-
17/202代目の末期には、SOHCエンジンのJA12型とDOHCエンジンのJA22型が設定された。ともにサスペンションにはジムニー初のコイルスプリングを採用。……ご覧いただければ分かる通り、最初期のSJ30型とは全く別物といえるほどに進化を遂げていた。
-
18/20前ページの流れに従って初代のことにも触れておくと、これは完全にクラシックカーである。購入、維持、使用には相応の覚悟が必要となるだろう。
-
19/20中古車も含めた場合、記者の個人的なオススメは先代モデルのJB23/JB33/JB43型。人気車種だけに値落ちはシブいが、そこは年式・走行距離とご相談を。タマ数は豊富だし、その辺の融通は利かせやすいはずだ。
-
20/20皆さんぜひ、よいジムニーライフを!

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
スズキ の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性 2025.9.5 あのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。
-
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代 2025.9.4 24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。
-
マツダの将来を担う次世代バイオディーゼル燃料 需給拡大に向けた最新の取り組みを知る 2025.9.3 ディーゼルエンジンを主力とするマツダにとって、カーボンニュートラルを実現した次世代バイオディーゼル燃料は生命線ともいえる存在だ。関係各社を巻き込んで需給拡大を図るマツダの取り組みと、次世代燃料の最新事情を紹介する。
-
意外とクルマは苦手かも!? 自動車メディアの領域で、今のAIにできること、できないこと 2025.9.1 AIは今や、文章のみならず画像や動画もすぐに生成できるレベルへと発展している。では、それらを扱うメディア、なかでもわれわれ自動車メディアはどう活用できるのか? このテクノロジーの現在地について考える。
-
世界の議論を日本が主導! 進むハンズオフ運転支援機能の普及と国際基準制定の裏側 2025.8.29 世界的に開発と普及が進むハンズオフ(手放し運転)運転支援機能の、国際基準が改定された。先進運転支援や自動運転の技術の基準は、どのように決められ、またそこで日本はどんな役割を果たしているのか? 新技術の普及に必須の“ルールづくり”を解説する。
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。