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1/5第11戦ドイツGPまでの、ドライバーズランキング上位6人のポイントの軌跡。ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがポイントリーダーの座を奪い合い、それぞれのチームメイトであるキミ・ライコネン、バルテリ・ボッタス、そしてレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが第2集団を形成しているのが分かる。
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2/5今季のフェラーリのマシン「SF71H」(写真)はロングホイールベース化に振ることで高速コースにおけるパフォーマンス向上を狙ったとされるが、それにもましてパワーユニットの強化が効果を上げているようだ。今季11戦でベッテルが4勝を記録。チームはコンストラクターズ2位、首位メルセデスとの差はたったの8点だ。(Photo=Ferrari)
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3/5強敵フェラーリの台頭に焦り、慌てることも多かったメルセデスの前半戦。「W09」(写真)は、スペインGPやフランスGPなどで勝利するも、往時の圧倒的な強さは薄れてきており、フェラーリの後塵(こうじん)を拝することもしばしば。ドイツGPでベッテルがリタイア、無得点だったことで、再びコンストラクターズランキング首位の座についた。(Photo=Mercedes)
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4/5第9戦オーストリアGPから、ルノーのパワーユニットには待望の「予選モード」が追加されたものの、肝心のパフォーマンスはほとんど変わらなかったと不評で、レッドブル「RB14」(写真)の背中を強く押すまでにはなっていない。アグレッシブな作戦で中国GPを制し、またモナコではポール・トゥ・ウィン、地元オーストリアでの初優勝と3勝を記録しているが、フェラーリ、メルセデスとの力の差は歴然としている。コンストラクターズランキングは3位。2位フェラーリとは91点もの開きがある。(Photo=Red Bull Racing)
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5/5トロロッソ・ホンダの前半戦のピークは、何といってもピエール・ガスリーが5番グリッドから4位入賞を果たした第2戦バーレーンGPだが、その勢いは続かなかった。11戦して入賞4回で20点、ランキングは10チーム中8位。中盤にきて地道にポイントを稼いでいるザウバーが2点差で迫ってきている。後半戦は、今季型マシン「STR13」(写真)とホンダのパワーユニット、それぞれの課題を整理していくことから始まる。(Photo=Toro Rosso)

柄谷 悠人
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