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2/252019年6月に国内での受注が始まった新型「ランドローバー・レンジローバー イヴォーク」。新たなエンジン横置き用プラットフォーム「プレミアム トランスバース アーキテクチャー」を採用している。
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3/25新型はリダクショニズム(還元主義)という考え方に基づいてデザインされており、機能を持たないプレスラインなどの要素が少ないのが特徴となる。
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4/25ドアロック、または走りだすと収納されるデプロイアブルドアハンドルを採用している。
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5/25テスト車はガソリンモデルの最上級グレード「R-DYNAMIC HSE P300 MHEV」。車両本体価格801万円に、およそ215万円分のオプションが装着されていた。
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6/25新型のボディーサイズは全長×全幅×全高=4380×1905×1650mm。先代(5ドア)よりもわずかに大きくなったものの、取りまわしやすいコンパクトボディーであることは変わらない。
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7/25インテリアデザインにもリダクショニズムの考えが取り入れられている。インパネの中で“ボタン”と呼べるものはハザードスイッチくらいで、他の操作はタッチスクリーン、またはステアリングスイッチで行う。
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8/25テスト車のシート表皮は張りのある質感が印象的なウィンザーレザー。オプションの電動調整機構とヒーター&クーラー、マッサージ機能が装着されていた。
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9/25表皮には英国国旗をパターン化した穴あけ加工が施される。
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10/25最低地上高は212mm。アプローチアングルとブレークオーバーアングル、デパーチャーアングルはそれぞれ19.5度、20.7度、30.6度となっている。最大渡河水深は600mm。
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11/25インパネセンター下部に備わる車両コントロール用のタッチスクリーン。写真はドライブモードの設定画面。
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12/25こちらはエアコンの設定画面。左右のダイヤルは設定する項目に応じて割り当てられる機能が変化する。
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13/25こちらはフロントシートの設定画面。ダイヤルはヒーター&クーラーの温度調整用に切り替わった。
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14/25クラムシェル型ボンネットの下に横置きされる2リッターターボエンジン。写真右奥に見える上を向いたパイプが吸気口。
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15/25テスト車のパワートレインは3種ある2リッターガソリンターボエンジンの中でもっともパワフルな「P300 MHEV」。最高出力15PSのBISGを備えたマイルドハイブリッドとなる。
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16/25ステアリングスポークに備わるスイッチの表示は、設定項目に応じて変化する。タッチスイッチではなく、しっかりとしたクリック感のあるタイプだ。
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17/25ステアリングスイッチはエンジンオフで表示が消える仕掛け。
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18/25トランスミッションは9段のトルコン式ATを採用。出力の違う他の2リッターガソリンターボエンジンやディーゼルターボエンジンにも、すべて同じギア比のATが組み合わされている(最終減速比も同じ)。
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19/25先代にラインナップされていた「3ドア」と「コンバーチブル」は、現時点で追加設定される予定はないという。
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20/25テスト車にはサンルーフがオプション装着(20万5000円)されていた。サンシェードは備わるが開閉はできない。
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21/25ラゲッジルームの容量は先代モデル比で約1割増しとなる591リッター。リアシートの背もたれをすべて倒すと1383リッターにまで拡大できる。
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22/25カメラによる合成映像でボンネットの下の路面を確認できる「クリアサイトグラウンドビュー」は全グレードに標準装備。30km/hでキャンセルとなる。
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23/25切れ長のリアコンビランプはサイドまで大きく回り込んで点灯する。内部が4層構造になっており、奥行きがあるのが面白い。
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24/25ランドローバー・レンジローバー イヴォークR-DYNAMIC HSE P300 MHEV
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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