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2/172019年7月に導入されたシトロエンのBセグメントニューモデル「C3エアクロスSUV」。同年5月に発売された「C5エアクロスSUV」に続くシトロエンSUVの第2弾という位置づけだ。SUVを名乗るが、C5エアクロスSUVと同様に駆動方式はFFのみとなる。
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3/17最新のシトロエンラインナップに通じるフロントフェイスが採用された「C3エアクロスSUV」。「ダブルシェブロングリル」と称される、エンブレムを由来とするフロント上部デザインの両端がデイタイムランニングランプとウインカーで、ヘッドライトはその下に独立して配置されている。
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4/17ストライプのデザインがあしらわれたCピラー部分(正しくはCピラーとDピラーの間にあるリアクオーターウィンドウ)はポリカーボネイト製となり、視界が確保されている。このデザイン処理を見て、かつての「BX」を思い出す人も多いだろう。
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5/17Bセグメントに属する「C3エアクロスSUV」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4160×1765×1630mm、ホイールベース=2605mm。実車を見ると、ベースとなった同じ「PF1」プラットフォームをベースする「C3」よりも、ひとまわり大きいサイズ感だ。
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今回の試乗車は、路面状況に応じてノーマル/スノー/マッド/サンド/ESCオフの各モードを切り替えられる「グリップコントロール」が装備された最上級グレードの「シャイン パッケージ」。価格は279万円。
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7/17「C3エアクロスSUV」に搭載されるパワーユニットは、最高出力110PS、最大トルク205N・mの1.2リッター3気筒ターボのみ。アイシン・エィ・ダブリュ製の電子制御6段ATが組み合わされる。
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8/17インテリアデザインは「C3」をベースに進化させたもの。ダッシュボード上部両端に備わるエアコンの吹き出し口は、C3が横型1つであるの対して、こちらは縦に2つ並ぶ。
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9/17今回の試乗車は、前後215/50R17サイズの「ハンコック・キナジー4S」オールシーズンタイヤを装着していた。
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10/17快適な座り心地が特徴のフロントシート。助手席の背もたれは、ワンアクションで前方に倒せる。
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11/17リアシートは、60:40の分割式スライドと同可倒式バックレスト機構を採用。シートを一番前にスライドさせると、荷室容量は通常時の410リッターから520リッターにまで拡大される。
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12/17「シャイン」グレードはボディーカラーによってルーフやルーフレールのカラーリングが異なる「バイトーンルーフ」と呼ばれる外装色仕様が標準となる。試乗車のボディーカラーである「ブリージングブルー」の場合は「ナチュラルホワイト」のルーフカラーが組み合わされる。
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13/17リアシートをたたむと荷室容量は最大1289リッターまで拡大。助手席の背もたれを前方にたたむと(写真)、2.4mの長尺物の収容も可能となる。
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14/17「C3エアクロスSUVシャイン パッケージ」の車重は1310kg。WLTCモードの燃費値は、14.7km/リッターと発表されている。
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15/17シトロエンC3エアクロスSUVシャイン パッケージ
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16/17安全装備の充実も「C3エアクロスSUV」のセリングポイント。歩行者も作動対象(60km/h以下)とした緊急自動ブレーキやレーンディパーチャーウオーニング、ブラインドスポットモニター、インテリジェントハイビーム、駐車時のステアリング操作が自動化されたパークアシストも装備する。
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17/17パノラミックサンルーフは「シャイン パッケージ」グレードに標準装備されるアイテム。

高平 高輝
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