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2/14「クーペ」「カブリオレ」に続く第3のモデルとして「8シリーズ」に追加された「グランクーペ」。全長×全幅×全高=5082×1932×1407mmと、セダンのフラッグシップモデル「7シリーズ」に匹敵するボディーサイズを誇る。
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3/14インストゥルメントパネルまわりのデザインは「8シリーズ クーペ/カブリオレ」と基本的に共通。ブランドの最上級モデルにふさわしく、内装のほとんどが上質なレザーで覆われている。
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4/143リッター直6のガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジン、そして4.4リッターのV8ガソリンターボエンジンと、3種類のパワープラントが用意される「8シリーズ グランクーペ」。今回の取材では、3リッターガソリンエンジンのFRモデル「840i」に試乗した。
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5/14試乗車に装着されていた、オプションのMスポーツシート。「Mスポーツパッケージ」に含まれる装備で、高いホールド性を実現するバケット形状や、ヘッドレストの「M」のロゴ、専用デザインのキルティングやステッチなどが特徴だ。
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6/14諸元表の上では“5人乗り”とされている「8シリーズ グランクーペ」だが、後席はご覧の通り。実用においては4人乗りと割り切ったほうがよさそうだ。
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7/14ドライバーインターフェイスはBMWの中でも最新のものとなっており、ボタンやタッチスクリーンによる操作はもちろん、音声認証やジェスチャーコントロールなども取り入れられている。
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8/14高効率の3リッター直6ターボエンジンを搭載した「840i」。0-100km/h加速5.2秒という動力性能と、NEDC計測で7.5-7.2リッター/100km(約13.3-13.9km/リッター)という燃費性能を両立している。
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9/14「BMW Z4」や「トヨタ・スープラ」などにも採用される、3リッター直6ターボエンジン。過給器にはツインスクロールターボチャージャーを用いており、鋭いレスポンスと、幅広い回転域で力強さを感じさせる出力特性を備えている。
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10/14トランスミッションはトルコン式の8段AT。従来品よりトルクコンバーターのスリップを抑えるとともに、トーションダンパーを改良し、油圧制御の見直しを図ったことで、よりスムーズかつレスポンスのよい変速を実現している。
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11/14豊富に用意された、運動性能を高めるための装備も「8シリーズ グランクーペ」の特徴。4WD車には後輪操舵機構「インテグラルアクティブステアリング」が標準で採用される。
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12/14「840i」の標準タイヤサイズは前:245/45R18、後ろ:275/40R18だが、テスト車にはオプションの「Mテクニックスポーツパッケージ」に含まれる、20インチサイズのアルミホイールとタイヤが装着されていた。
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13/14日本におけるラインナップでは、ディーゼルモデルの「840d」がエントリーグレードを担い、残念なことに「B58」ユニットを搭載した「840i」は導入の予定がないという。
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14/14BMW 840iグランクーペ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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