-
1/23
-
2/23プラットフォームを一新、従来のFRからFFへと、ベースとなる駆動方式が変更された新型「BMW 1シリーズ」。5ドアハッチバックのガソリンエンジン搭載車のみのラインナップで、2019年8月29日に日本導入がスタートした。初代、2代目を合わせ、日本ではこれまで約10万台の「1シリーズ」が販売されたという。
-
3/23従来モデルよりも大型化されたシングルフレームデザインのキドニーグリルが目を引くフロントフェイス。全モデルでLEDのヘッドランプおよびデイタイムランニングランプが標準装備となる。写真のモデルは「118iプレイ」。
-
4/23初代、2代目モデルに引き続き、ハッチバックスタイルが採用された新型「1シリーズ」。LEDリアコンビネーションランプは、BMW各車で用いられるL字をモチーフとした立体的なデザインとなる。
-
5/23ボディーサイズは全長×全幅×全高=4355×1800×1465mm、ホイールベース=2670mm。これは先代にあたるF20型の日本仕様車比で全長-5mm、全幅+35mm、全高+25mmになる。
-
BMW 1シリーズ の中古車webCG中古車検索
-
6/23今回試乗した「118iプレイ」には、前後16インチサイズの「スタースポークスタイリング517」ホイールに、205/55R16サイズの「ブリヂストン・トランザT005 RFT」ランフラットタイヤが装着されていた。
-
7/23「118iプレイ」に搭載される1.5リッター3気筒ターボエンジンは最高出力140PS、最大トルク220N・mを発生。7段DCTと組み合わされる。駆動方式はFF。
-
8/23従来モデルと同様にセンターコンソールが運転席に向けて斜めに配置される、BMWデザインのセオリーを守ったインストゥルメントパネル。パーキングブレーキは、機械式からFFベースの「2シリーズ」や「X1」などと同様となる電動式に変更された。
-
9/23試乗車の「118iプレイ」には、オプションの「BMWライブ・コックピット」と呼ばれる10.25インチメーターパネルが装着されていた。標準仕様は、機械式メーターを模した速度計とエンジン回転計の間に5.1インチの液晶パネルが置かれる、写真のものとは異なるデザインになる。
-
10/23ワインディングロードでは、駆動トルクの制御を細かく行うタイヤ・スリップ・コントロール・システム(ARB)がアンダーステアを抑え、軽快なハンドリングを楽しませてくれた。
-
11/23ヒーター付きの電動フロントシート(運転席メモリー付き)は、パーフォレーテッドダコタレザーの表皮とともに「ハイラインパッケージ」に含まれるオプション。
-
12/23ホイールベースは従来モデルよりも20mm短い2670mmだが、FF化によってリアシートの足元スペースが40mmほど拡大されている。シートバックには40:20:40の分割可倒機構が備わる。
-
13/23「118iプレイ」の燃費値は、JC08モードで16.8km/リッター、WLTCモードで14.0km/リッターと発表されている。
-
14/23新型「1シリーズ」のハイパフォーマンスモデル「M135i xDrive」。同シリーズのラインナップで、現状唯一の4WD車である。価格は630万円。
-
15/23最高出力306PS、最大トルク450N・mの2リッター直4ターボを搭載する「M135i xDrive」。1.5リッター直3エンジン搭載車が7段DCTを搭載するのに対して、こちらは8段ATが組み合わされる。
-
16/23「M135i xDrive」の試乗車には、前後225/40R18サイズの「ブリヂストン・トランザT005 RFT」タイヤが装着されていた。ホイールは前後8J×18サイズの「Mライトアロイホイール・ダブルスポークスタイリング556M」。
-
17/231.5リッター直3エンジン車のテールパイプフィニッシャーが90mm径のシングルタイプであるのに対して、「M135i xDrive」ではひとまわり大きな100mm径のデュアルタイプとなる。
-
18/23BMW 118iプレイ
-
19/23荷室床下にはフラットなサブトランクが備わる。通常使用時の荷室容量は、先代モデルよりも20リッター多い380リッター。
-
20/23後席の背もたれを倒せば、荷室容量は最大1200リッターにまで拡大可能。
-
21/23「118iプレイ」のエンブレムはメッキタイプとなる。
-
22/23BMW M135i xDrive
-
23/23「M135i xDrive」のエンブレム。フロントグリルのフレームとコーディネートされたセリウムグレー色となる。

嶋田 智之
BMW 1シリーズ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
-
BMW 120d Mスポーツ(FF/7AT)【試乗記】 2025.8.29 「BMW 1シリーズ」のラインナップに追加設定された48Vマイルドハイブリッドシステム搭載の「120d Mスポーツ」に試乗。電動化技術をプラスしたディーゼルエンジンと最新のBMWデザインによって、1シリーズはいかなる進化を遂げたのか。
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。