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2/144代目となる新型「ホンダ・フィット」。2020年2月の発売が予定されている。
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3/14新デザインの車名ロゴ。ホンダは「快適」「ストレスフリー」「心地いい」「美しい」といった要素を“小型車に対する潜在的なユーザーニーズ”と位置付け、それをかなえるものとして新型「フィット」を開発した。
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4/14先代「フィット」の開発にも携わり、新型では開発の総責任者となった田中さん。自他ともに認めるクルマ好きで、現在のマイカーは「ホンダN-VAN」。バイクを載せて出掛けるなど大いに活用しているという。
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5/14新型「フィット」を開発するにあたって参考になったのは、フランス車だったという。内外装のデザインのほか、乗り心地についても、心地よさが感じられる例として意識されている。
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6/14見事なまでに平らな、新型「フィット」のダッシュボード。「心地よく乗ってもらうためには、すっきりした視界を確保することがマストだった」と開発陣は力説する。
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7/14色や素材に遊び心が感じられるシート。写真はスポーティーな「ネス」グレードのもの。
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8/14こちらは「クロスター」と名付けられたグレード。SUVテイストあふれるデザインが特徴となっている。
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9/14田中さんは新しい「フィット」について、「いままで燃費競争に過剰に投入してきた資源を再配分することで、より豊かなクルマに仕上げることができた」と自信を見せる。
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10/14先代(写真右)と新型(同左)とのツーショット。“その時代の最適解”としてデザインされた先代だが、市場からは「やや冷たい印象を受ける」との声が寄せられたという。
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11/14エクステリアデザインを取りまとめたのは、韓国出身のベックさん。新型「フィット」のイメージとして「常に寄り添ってくれる存在」「日本の人が愛しているもの」を考え続け、出た答えが「柴犬」だった。ベックさん自身、大の柴犬好きだが、韓国には柴犬はいないそうだ。
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12/14新開発のシートフレーム(写真右)を前に笑顔を見せる森下勇毅さんは、内装設計のスペシャリスト。デザイナーの小野結樹さん(次写真)と二人三脚で新型「フィット」のインテリアを仕上げた。
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13/14「雰囲気も含めたインテリアの質感のよさは、軽乗用車では実現できない『フィット』ならではの長所」と語る、小野さん。写真の白内装は「ホーム」グレードのもの。
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14/14「服を選ぶようにユーザーの純粋な好みで選んでほしい」との考えから、4代目「フィット」には個性の異なる5つのバリエーションが用意されている。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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