新型「スズキ・ハスラー」発表会の会場から
2019.12.24 画像・写真いよいよフルモデルチェンジされたスズキの軽クロスオーバー「ハスラー」。2代目となる新型は、どんなクルマに仕上がっているのか? その“見どころ”や、取り入れられた新技術の数々を、発表会の様子とともに写真で紹介する。
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1/38東京モーターショー2019での先行お披露目を経て、いよいよ新型「スズキ・ハスラー」の市販モデルが発表された。思い起こせば、初代ハスラーも6年前の同じ日(12月24日)に発表されたのだった。
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2/38こちらの車両は上級グレードの「ハイブリッドXターボ」(4WD)。車体色の「デニムブルーメタリック」は、デザイナーいわく「使い込まれたデニムの色味を表現した」という新色だ。
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3/38こちらの車体色も新色の「バーミリオンオレンジ」。ツートンカラーを含め全11種類という豊富なカラーバリエーションも、新型「ハスラー」の特徴だ。
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4/38上級グレード「ハイブリッドXターボ」のインストゥルメントパネルまわり。各部のアクセントカラーは、車体色に応じて全3種類が用意される。
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5/38助手席側のインパネアッパーボックスは、フタにゴムがかけられるようになっており、携帯電話などを挟んでおくことができる。
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6/38こちらはエントリーグレードの「ハイブリッドG」(FF)。
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7/38ボディーカラーは「オフブルーメタリック」のモノトーン。初代と比べてスクエアな形状となり、リアにクオーターウィンドウが追加された新型のスタイリングがよくわかる。
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8/38アルミホイールが装着される上級グレードに対し、「ハイブリッドG」「ハイブリッドGターボ」にはスチールホイールが装備される。
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9/38自然吸気ユニットには、新開発の「R06D」型エンジンが採用されている。
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10/38グレードやエンジン、駆動方式を問わず、全車にマイルドハイブリッド機構が採用されている点も、新型「ハスラー」の特徴だ。
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11/38新型「ハスラー」では、「デュアルカメラブレーキサポート」などの予防安全装置も全車標準装備となる。(「ハイブリッドG」のみ、レスオプションも可能)
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12/38エントリーグレード「ハイブリッドG」のインストゥルメントパネルまわり。
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13/38助手席側のインパネアッパーボックスは、フタのないオープンタイプとなる。
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14/38新開発の9インチ液晶メモリーナビには、ナビやオーディオなどの機能はもちろん、詳細な燃費情報やパワートレインの作動状態を表示する、インフォメーションディスプレイとしての機能も備わる。携帯端末との連携機能も充実しており、Android AutoやApple CarPlayといったミラーリングに加え、トヨタが主導するスマートデバイスリンク(SDL)のアプリケーションにも対応している。
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15/38フロントシートは、従来モデルではベンチタイプだったが、新型ではセパレートタイプとなった。
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16/38足もとの広さが印象的なリアシート。前後席間距離は初代より35mm長い1035mmとなった。
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17/38荷室については、リアシートのシートバックと床面に防汚加工を採用。リアシートは後方からもスライドや格納の操作が可能で、また床下には樹脂製の収納ボックスが設けられている。
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18/38続いて技術展示を見学。こちらは新開発の「R06D」エンジンのカット模型。
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19/38スズキの軽自動車として初めて、1気筒あたり2本のインジェクターを備える「デュアルインジェクションシステム」を採用。燃焼効率の改善が図られている。
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20/38ノッキングを抑える排ガス再循環機構「クールドEGR」も、スズキの軽としてはこれが初採用となる。
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21/38新型「ハスラー」では、ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)を高出力化したり、リチウムイオンバッテリーの充放電効率を高めたりと、マイルドハイブリッド機構の改良も図られている。
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22/38新開発のトルコン付きCVT。フルードの吐き出し口を2つに分けることでポンプへの負担を低減したり、フリクションの低い高効率のベルトを採用したりと、燃費改善へ向けたさまざまな取り組みがなされている。
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23/38トルクコンバーターについてもダンパーを低剛性化。静粛性の向上と、燃費性能の改善を図っている。
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24/38こちらは新型「ハスラー」のボディー骨格。スズキのクルマとして初めて、一部の組み立てに構造用接着剤を採用。ボディー剛性を高めた。
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25/38ボディー骨格を斜め後方から見たところ。プラットフォームは今日のスズキ車ではおなじみの「ハーテクト」だが、新型「ハスラー」では、“上屋”にも新しい設計が取り入れられている。
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26/38緑色の部分に注目。新型「ハスラー」では、車体にリング状に骨格を仕込むことでボディーの強度を高める、環状骨格構造が採用されているのだ。
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27/38ルーフの梁(はり)には、軽自動車としてはこれが初という、高減衰マスチックシーラーを採用。
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28/38高減衰マスチックシーラーとは、その名の通り減衰性の高い弾性シーリング剤のこと。従来のマスチック剤との違いはご覧の通り、同じ高さから落としたボールの弾み具合に、減衰性の高さが表れている。新型「ハスラー」では、この新しいマスチック剤の採用により、車内の静粛性、車体の制振性を高めているのだ。
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29/38そうこうしている間に、いよいよ新型「ハスラー」の発表会がスタート。
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30/38まずはスズキの鈴木俊宏社長があいさつ。来年がスズキ創業100周年の年であることに触れつつ、「これからもキラリと光る商品をつくっていきたい」と述べた。
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31/38新型「ハスラー」の商品特徴を説明する、チーフエンジニアの竹中秀昭氏。全方位的な進化を遂げたハスラーの詳細は、webCGのニュースでご確認を。
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32/38国内営業本部の宮本敬司常務役員。「ハスラー」の累計販売台数は2019年11月末時点で47万6918台となっており、新型では初代の月販目標(5000台)を上回る、月販6000台を目標とすると述べた。
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33/38発表会の終了後、一斉に実車確認へと向かう報道関係者。その数の多さに、新型「ハスラー」の注目度の高さがうかがえる。こうなってしまうと、まずまともにクルマの撮影はできない。早めに会場入りして、写真を撮っておいてホントによかった……。
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34/38ちなみに、会場にはロケーション仕立てで、新型「ハスラー」やハスラーの用品を紹介するエリアも。
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35/38こちらはウインターレジャーでの利用を想定した展示。なお新型「ハスラー」には、降雪地のドライバーの要望に応えて、雪道の走行を助ける制御モード「スノーモード」が採用されている。
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36/38こちらは紅葉シーズンのキャンプを再現した展示。
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37/38新型「ハスラー」の荷室には、左右6カ所にユーティリティーナットが設けられており、純正アクセサリーとの組み合わせでさまざまなアレンジが可能となっている。レジャーユースを考えている方は、ぜひ用品のチェックもお忘れなく。
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38/38新型「ハスラー」とスズキの鈴木俊宏社長の“ツーショット”。ハスラーの納車開始は、2020年1月20日の予定だ。