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2/18「ロッキー」は全長4mを切るAセグメントの小型SUV。車格的には「ビーゴ」の後継にあたるが、より“普段使い”に適したモデルに仕上がっている。
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3/18各部に赤やシルバーのアクセントが施された内装の意匠は「プレミアム」「G」「X」の3グレードで共通。ドアアームレストやステアリングホイールの表皮、収納の充実度などで差異化されている。
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4/18「G」グレードには全車速対応型のアダプティブクルーズコントロールや、レーンキープアシスト、アダプティブドライビングビームなどが標準装備される。
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5/18メーカーオプションのスマホ連携ディスプレイオーディオ。ディーラーオプションでメモリーナビも用意されている。
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6/18ボディーサイズは全長×全幅×全高=3995×1695×1620mmと非常にコンパクト。最小回転半径もFFで4.9m、4WDで5.0mに抑えられている。
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7/18「G」に装備される、赤いパイピング付きのファブリックシート。運転席、助手席ともにシートヒーターが標準装備となる。
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8/18後席の仕様は全車共通で、6:4の分割可倒機構と、2段階のリクライニング調整機構が備わる。
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9/18ゆとりのある荷室空間も「ロッキー」の魅力。369リッターの床上スペースに加え、4WD車でも38リッターの床下収納が備わっている。
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10/18燃費性能はJC08モードで21.2km/リッター、WLTCモードで17.4km/リッターと発表されている。
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11/18エンジンは「トール」のターボ車と同じ1リッター直3ターボだが、インタークーラーの位置をエンジンの上から前方に移し、吸気温度を下げるなどしてトルクレスポンスの向上が図られている。
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12/18トランスミッションはベルト式CVTと遊星ギアを組み合わせた「デュアルモードCVT(D-CVT)」。ワイドな変速比幅と高い伝達効率を実現している。
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13/18リアサスペンションはトーションビーム式。フロアの低床化にも配慮して、リアデファレンシャルは車軸ではなく車体に取り付ける方式をとっている。
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14/18「G」と「プレミアム」に装備される切削加工の17インチアルミホイール。タイヤサイズは195/60R17で、試乗車にはダンロップの低燃費タイヤが装着されていた。
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15/18駆動システムには多板クラッチ式の電子制御カップリングを用いたフルタイム4WDを採用。各ECUからの情報をもとに、きめ細やかな前後軸間のトルク配分を実現する。
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16/18駆動システムの作動状態はメーター内のディスプレイで確認できる。基本はFFだが、舗装路でも頻繁に後輪に駆動力を伝達しているのが分かる。
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17/18コンパクトかつ手ごろな価格でありながら、本格的な4WDもラインナップする「ロッキー」は、幅広いユーザーの生活に寄りそう、ダイハツらしいSUVに仕上がっていた。
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18/18ダイハツ・ロッキーG

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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