-
1/72月19日から2回に分けて、開幕前の合同テストがスペイン・バルセロナで行われた。テスト期間は、昨年より2日短縮され合計6日間。最多903周を走破したメルセデスを筆頭に、全10チームがニューマシンで走り込んだ。(Photo=Getty Images/Red Bull)
-
2/77年連続のダブルタイトル獲得を目指すメルセデスのニューマシン「W11」(写真)は、革新的機構「DAS=デュアル・アクシス・ステアリング」を携えて登場。詳細は明かされていないが、ステアリングホイールを押したり引いたりすることで、フロントタイヤの「トー角」を調整する仕組みと見られる。ストレートとコーナー、それぞれに最適なトー角でアドバンテージを得ようという意欲的な試みだ。(Photo=Mercedes)
-
3/7メルセデスのドライバーラインナップは変わらず、ミハエル・シューマッハーの大記録、7度目の戴冠に挑むルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(写真)のコンビ。テストでは総合力の高さを示したものの、パワーユニットのトラブルが度々起きており、一抹の不安が残る。(Photo=Mercedes)
-
4/7ホンダとの共闘2年目、レッドブルは今季こそタイトル争いに絡みたいところ。マックス・フェルスタッペン(写真)は、シーズンオフの間にチームとの契約を延長し2023年まで在籍することが決定しているが、今のところホンダのF1活動は2021年までしか決まっていない。ホンダとの関係を継続したいチームとしては、昨季の3勝以上の結果が何としても欲しい。(Photo=Getty Images/Red Bull)
-
5/72019年は3勝にとどまったフェラーリ。今年の冬のテストではタイム、内容とも不発に終わり、チーム代表のマッティア・ビノットも、ニューマシン「SF1000」(写真)の遅さを認めていた。昨年1勝のみで、ほとんどいいところがなかったセバスチャン・ベッテルは、今年こそチームメイトのシャルル・ルクレールを負かし、元王者としての強さを見せつけたいところ。また2024年までの残留が決まったルクレールも、昨年以上のパフォーマンスでマラネロのナンバーワンを確固としたいところである。すべてはニューマシンの出来次第ということだが、果たして……。(Photo=Ferrari)
-
6/7レーシングポイントのニューマシン「RP20」。2019年のチャンピオンマシン「メルセデスW10」に似ていることから、ライバルに“ピンク・メルセデス”と揶揄されるほど。走っても速く、テストでは5番手タイムを記録。2020年、中団勢の台風の目になるかもしれない存在だ。なおこのチーム名もカラーリングも今年まで。2021年にはアストンマーティンのワークスチームとして生まれ変わる予定である。(Photo=Racing Point)
-
7/7トロロッソとしての14年間に終止符を打ち、今季から親会社レッドブルのファッションブランドにちなみ「アルファタウリ」に改名したこのチーム。カラーリングも一新、車名も「AT01」(写真)となったが、チームの体制、またダニール・クビアトとピエール・ガスリーのコンビも変わらない。昨季は2度の表彰台を経験し、コンストラクターズランキングでベストタイの6位。ホンダとのパートナーシップ3年目となる今季は、さらに上を狙う。(Photo=Getty Images/AlphaTauri)

柄谷 悠人
デイリーコラムの新着記事
-
トヨタ車はすべて“この顔”に!? 新定番「ハンマーヘッドデザイン」を考える 2025.10.20 “ハンマーヘッド”と呼ばれる特徴的なフロントデザインのトヨタ車が増えている。どうしてこのカタチが選ばれたのか? いずれはトヨタの全車種がこの顔になってしまうのか? 衝撃を受けた識者が、新たな定番デザインについて語る!
-
スバルのBEV戦略を大解剖! 4台の次世代モデルの全容と日本導入予定を解説する 2025.10.17 改良型「ソルテラ」に新型車「トレイルシーカー」と、ジャパンモビリティショーに2台の電気自動車(BEV)を出展すると発表したスバル。しかし、彼らの次世代BEVはこれだけではない。4台を数える将来のラインナップと、日本導入予定モデルの概要を解説する。
-
ミシュランもオールシーズンタイヤに本腰 全天候型タイヤは次代のスタンダードになるか? 2025.10.16 季節や天候を問わず、多くの道を走れるオールシーズンタイヤ。かつての「雪道も走れる」から、いまや快適性や低燃費性能がセリングポイントになるほどに進化を遂げている。注目のニューフェイスとオールシーズンタイヤの最新トレンドをリポートする。
-
マイルドハイブリッドとストロングハイブリッドはどこが違うのか? 2025.10.15 ハイブリッド車の多様化が進んでいる。システムは大きく「ストロングハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」に分けられるわけだが、具体的にどんな違いがあり、機能的にはどんな差があるのだろうか。線引きできるポイントを考える。
-
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する 2025.10.13 ダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合