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2/13ダートトラックレースの競技車両をモチーフにしたワイルドなスタイルが目を引く「インディアンFTR 1200」。2018年10月のケルンモーターサイクルショーで世界初公開された。
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3/13ラインナップは、ベーシックな「FTR 1200」、悪路走破性を重視した「FTR 1200ラリー」、充実装備の「FTR 1200 S」の3種類。タイヤはグレードによって異なり、FTR 1200ラリーには「ピレリ・スコーピオンラリーSTR」、その他のグレードには「ダンロップDT3-R」が装着される。
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4/13これまでに幾度となくブランド消滅と復活を繰り返してきたインディアン。2011年にポラリス・インダストリーズの傘下に落ち着くと、2017年にフラットトラックレースのシリーズ戦に復帰。2019年まで3連覇を果たすなど、圧倒的な強さを披露している。
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5/13エンジンは排気量1203ccの水冷4ストロークV型2気筒DOHC 4バルブ。日本仕様の最高出力は明らかにされていないが、米国仕様は120HP/8250rpmとされている。
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6/13「FTR 1200 S」の「レースレプリカ」仕様には、アクラポヴィッチ製のスリップオンエキゾーストが標準装備される。
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「FTR 1200 S」には、タッチスクリーン式の4.3インチモニター兼コントローラーや、3種類の走行モードからなるライディングモードセレクター、車体の傾きも検知する6軸モニター採用のトラクションコントロールなどが備わる。
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8/13スタイル上のアクセントともなっている、赤い鋼管トレリスフレーム。車体設計については、ガソリンタンクをシート下に配することで低重心化を図っている。
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9/13サスペンションは、前がφ43mmの倒立フォーク、後ろがピギーバック式のリザーバータンクを備えたモノチューブの組み合わせだ。
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10/13足まわりのトラベル量は前後ともに150mm。「FTR 1200 S」にはプリロード、伸び側、縮み側のすべてが調整可能なフルアジャスタブルサスペンションが装備される。
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11/13「FTR 1200」は、ワイルドなスタイリングと期待にたがわぬパワフルなエンジン、軽快なハンドリングを併せ持つバイクに仕上がっていた。
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12/13インディアンFTR 1200 S
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後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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