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1/20ダイハツが満を持してリリースする軽クロスオーバー「タフト」。2020年6月の発売がアナウンスされている。
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2/202019年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「WakuWaku」。
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3/202020年の東京オートサロンに出展された「TAFTコンセプト」。きらびやかなメッキグリルは、市販モデルでもディーラーオプションの「メッキパック」に受け継がれている。
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4/20「TAFTコンセプト」のテールゲートに貼られた「TAFT」のエンブレム。
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5/20とにかく“積むこと”に重きを置いた「WakuWaku」。そのコンセプトは(ちょっと薄めつつも)「タフト」に踏襲されたが、さすがにルーフラゲッジまでは受け継がれなかった。
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6/20「タフト」の透視図。荷室の側壁とリアドアのインナーパネルが、同じ意匠でデザインされている点にも注目。タフトの車内のイメージは、「前席/後席と荷室」という形で分けられているのだ。
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7/20「リヤシートとしても快適」などという不憫(ふびん)な紹介のされ方をしている後席は、今日日の軽ワゴンとしては珍しくスライド調整機構ナシ。写真ではそこそこ立派に見えるのだが……。実際の座り心地が気になるところである。
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8/20後席を倒せば前後方向に、床板を外せば上下方向にと、縦横無尽(?)に使える「タフト」のラゲッジスペース。荷物を掛けたり固定したりするのに便利な、フックも設けられている。
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9/201999年から2004年まで販売された「ネイキッド」。コンセプトカーそのままの、機能性とデザイン性を併せ持つ姿が話題を呼んだが、ヒットには至らず、一代で消滅した。
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10/20すっきりしたエクステリアデザインで“かわいい系スペシャリティー”とは一線を画す存在だった「ムーヴ コンテ」。フランス人デザイナーが手がけたソファシートも秀逸だったが、やっぱり一世代で幕を閉じた。
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11/202015年に登場した「キャスト」。SUVチックな「アクティバ」(上)、スポーティーな「スポーツ」(左下)、シックな女性向けの「スタイル」(右下)の3モデル構成で登場したが……。スタイルを除く2モデルは、2020年3月いっぱいで販売終了となった。
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12/20「タフト」で注目のポイントといえば、ガラスルーフの採用も忘れてはならない。これが全車標準装備というのだから驚きだが……後で「ガラスルーフ無しも追加します」とか、ないですよね?
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13/20「タント」を超える“超トールワゴン”の「ウェイク」。正面や真後ろから見ると、タテヨコ比に違和感を覚えるほどに背高なクルマである。
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14/20軽規格における積載性の限界に挑戦したようなクルマだった「ウェイク」。後にアウトドアブランド「モンベル」などとのコラボ限定車も登場したが……。
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15/202014年の発売と同時に人気を集め、一代にして軽クロスオーバーというジャンルを開拓したとされる「スズキ・ハスラー」。今やスズキの基幹車種の一台に数えられる存在となっている。
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16/20「ハスラー」のユーティリティー、特に荷室の積載性やシートアレンジなどは、同門の軽ハイトワゴン「ワゴンR」とほぼ同じだった。軽クロスオーバー市場の開拓に、そんな大荷物は必要なかったようである。
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17/20積載性にデザインにガラスルーフに……と、これまでにない提案に満ちた「タフト」だが、それは同時に、既存の軽乗用車のトレンドからは逸脱していることも意味している。
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18/20好調なセールスを続けるコンパクトSUVの「ロッキー」。初代「タント」などと同じく、企画が“ハマった”ときのダイハツの商品力というか爆発力を、現在進行形で見せつけている一台である。
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19/20新しい提案が必ずしも正しいわけではないが、まったく提案がなければ自動車のバラエティーは尻すぼみである。2003年にダイハツが挑戦していなかったら、今をときめく軽トールワゴンだって生まれなかったのだ。自動車メーカーの皆さまにはこれからも、いろいろ新しいこと、ヘンなことを考えていってほしい。
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20/20どのようなマーケティングや関係者のディスカッションを経て、このクルマに行き着いたのか、開発者にぜひ話を聞きたかった。いずれにせよ、どんな風に仕上がっているか、実車を見るのが非常に楽しみである。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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