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2/14V4エンジンを積むドゥカティ初の量産市販モデルとして、2017年に発表された「パニガーレV4」シリーズ。2020年モデルでは動力性能を高めるべく、空力、シャシー、電子制御のすべてに改良が加えられた。
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3/14高速走行時の前輪の“浮き”を抑制すべく装着されたウイングレット。強力なダウンフォースに耐えられるよう、ガラス繊維強化熱可塑性樹脂でつくられている。
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4/14空力関係では、フロントのフェアリングやウインドスクリーンもサイズを大型化。ライダーの負担軽減とエアロダイナミクスの向上を実現している。
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5/14安定性の改善とターンイン速度の向上により、より容易なコーナリングを可能とした2020年モデルの「パニガーレV4/V4 S」。ミケーレ・ピッロのライディングによるバレルンガサーキットでのラップタイムは、従来モデルより0.4秒短縮している。
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6/14フロントには「V4 R」とほぼ共通の軽量・高剛性なフレームを新採用。フロントフォークのマウント位置を下げたり、リンクロッドを短くしたりと、各所にミリ単位で手が加えられている。
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7/14今回の改良ではフロントサスペンションのバネレートを下げるとともに、プリロードをより高く設定。写真のオーリンズ製倒立フォーク「NIX30」とマルケジーニの鍛造アルミホイールは、「V4 S」の専用装備だ。
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8/14「V4 S」のリアサスペンションには、オーリンズ製モノショック「TTX36」を採用。同じくオーリンズ製のフロントフォークやステアリングダンパーともども、6軸慣性測定ユニットのデータをもとに、電子制御システム「Smart EC 2.0」により統合制御される。
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9/14タイヤサイズは、前が120/70ZR17、後ろが200/60ZR17。サーキットでのパフォーマンスを重視したハイグリップタイヤ「ピレリ・ディアブロ スーパーコルサSP」が装着される。
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10/14TFTメーターの表示には「トラック」と「ロード」の2モードを用意。車速やエンジン回転数などの確認に加え、ライディングモードの選択や、各電子制御システムの調整などにも使用する。
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11/14スエード調の表皮が用いられたコンパクトなシート。リアのカウルも空力を考慮した形状となっている。
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12/14ダイナミクス性能だけでなく、快適性も向上した2020年モデルの「パニガーレV4/V4 S」。ドゥカティは「個々のラップだけでなく、セッション全体でさらに速いラップタイムを刻むことが可能になった」と説明している。
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13/14ドゥカティ・パニガーレV4 S
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伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
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