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2/22日産の電気自動車「リーフ」がマイナーチェンジ。それに合わせて、スポーティーバージョンの「リーフNISMO」にも手が加えられ、通称“20MY”として2020年7月20日に発売された。
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3/22「リーフNISMO」のスポーティーな基本フォルムは継承。改良前/後モデルにおける外観上の違いはルーフ後端のアンテナ形状のみで、ベースになった「リーフ」と同様に従来型はロッドタイプ、最新型はシャークフィンタイプが採用されている。
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4/22LEDヘッドランプはベースとなった「リーフ」と変わらないが、フロントバンパー内に埋め込まれた車幅灯連動の「LEDハイパーデイライト」が「リーフNISMO」専用アイテムとなる。
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5/22今回マイナーチェンジされた「リーフNISMO」の試乗は、日産自動車の神奈川・追浜工場に併設されたテストコース「グランドライブ」を舞台に行われた。当日会場には、「GT-R NISMO」をはじめとするNISMOのラインナップが展示されていた。
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6/22「日産リーフNISMO」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4510×1790×1570mm、ホイールベース=2700mm。車重は1520kgと発表されている。ルーフアンテナの仕様変更に伴い、車高が従来型よりも20mm高くなった。
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7/22専用デザインの18インチアルミホイールに、225/45R18サイズの「コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5」タイヤが装着されるのは従来型と同様。
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8/2212時の位置にレッドのセンターマークが付く本革のステアリングホイール(写真)はオプションアイテム。エアコン吹き出し口やパワースイッチにあしらわれたレッドの加飾や、ダッシュボードに施されたカーボン調のパネルが「リーフNISMO」のインテリア上の特徴となっている。
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9/22ガンメタクロームの加飾と「nismo」のロゴが特徴となるメーターパネル。インフォメーションディスプレイの起動画面にも「リーフNISMO」専用のアニメーションが採用される。
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10/22日産のテストコース「グランドライブ」での走行シーン。今回のマイナーチェンジで欧州仕様車に用いられるステアリングギアボックスへと換装。ギア比は18.3:1から14.9:1に変更された。
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11/22マイナーチェンジを機に、レカロ製シートがオプション設定された。車両側のスイッチで2段階に調整できるヒーターが内蔵されている。
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12/22後席まわりでは、マイナーチェンジに伴う変更はない。ドアトリムやシート表皮は「リーフNISMO」専用で、シートに施されたレッドとグレーのツインステッチが特徴。
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13/22最高出力150PS、最大トルク320N・mのパワートレインは従来型と同一だが、今回の足まわりの変更に合わせ、制御プログラムをチューンし直したという。
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14/22ガンメタリックのシフトセレクターは「リーフNISMO」の専用アイテム。走行モードは標準車と同様に、計8パターンから選択できる。
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15/22サスペンションでは、スプリング定数をフロントで14%、リアで25%アップ。専用チューニングのショックアブソーバーやウレタン製バンプラバーなども採用された。
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16/22約40分でバッテリー容量のおよそ80%までを充電可能。標準モデルと同様にリチウムイオンバッテリーには「8年16万km」の保証が備わる。
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17/22グレーとレッドのいわゆるNISMOカラーがあしらわれた前後バンパーやサイドシルプロテクターなどのエアロパーツは、従来型と同一。マイナーチェンジによる変更はない。
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18/225人乗車の通常使用時における荷室容量は、標準車と同じ435リッター。60:40の分割可倒機構が備わる後席の背もたれを前方に倒せば長尺物の収納にも対応できる。
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19/22一充電最大走行可能距離はWLTCモードで281km、JC08モードで350kmと発表されている。
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20/22日産リーフNISMO
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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