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1/92015年からのホンダF1第4期は、1988年に16戦15勝を記録するなど黄金期をともにしたマクラーレンとのジョイントでスタート。しかしパワーユニットはパフォーマンス、信頼性のいずれも欠いて苦戦。マクラーレンとの関係は3年で終了。最上位5位(3回)、コンストラクターズランキングは6位(2016年)がベストという寂しい戦績しか残せず、ホンダのプライドとブランドは大きく傷ついた。(写真:Newspress)
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2/9マクラーレンと別れ、2018年にレッドブルのジュニアチームだったトロロッソ(写真)とパートナーシップ締結。ランキングは9位に終わったものの、パワーユニットの信頼性や耐久性向上を確認。翌2019年のレッドブル・ホンダ誕生の足がかりとなる、実りある一年を過ごした。(写真:Getty Images / Red Bull Content Pool)
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3/92019年、ついに強豪レッドブルにもパワーユニットを供給することになったホンダは、第9戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペン(写真)により復帰後初優勝を遂げた。2020年第10戦終了時までに5勝を記録。ホンダとしての通算勝利数は77勝となった。(写真:Getty Images / Red Bull Content Pool)
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4/9第3期は、2000年~2005年までBARにエンジンを供給するかたわらシャシー開発にも携わった。BARのメインスポンサーだったブリティッシュ・アメリカン・タバコの撤退によりホンダがその株式を取得し、第1期以来のシャシー・エンジン両方を手がける「オール・ホンダ体制」確立。結局第3期の優勝は、2006年ハンガリーGPでのジェンソン・バトンによる1勝のみにとどまった。2007年から2年間は、地球をイメージした「アースカラー」(写真)で環境問題に取り組む姿勢を見せた。(写真:Newspress)
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5/9リーマンショックの影響を理由に、ホンダは2008年シーズン後にF1撤退を表明、第3期は突如終焉(しゅうえん)を迎えた。チームは解散されず、ホンダの代表だったロス・ブラウンが引き取るかたちで「ブラウンGP」発足。2009年にジェンソン・バトンとともにダブルタイトルを獲得した後、2010年にドイツの巨人、メルセデスに買収された。ターボハイブリッド規定下で無敵を誇るメルセデス(写真)の元をたどれば、成功なきままF1に別れを告げたホンダにたどり着く。歴史の皮肉である。(写真:Mercedes)
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6/92015年シーズンに向け開発された、ホンダ初のF1ハイブリッドエンジンのイメージ。1.6リッターV6ターボに、運動エネルギーを回収する「MGU-K」と、熱エネルギーを回収する「MGU-H」を組み合わせた構成は、開発コストがかかる上に複雑すぎると評判が悪く、既存パワーユニットメーカー以外なかなか手を出せないでいるのが実情がある。(写真:Newspress)
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7/92019年ブラジルGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真左)が優勝、トロロッソのピエール・ガスリー(同右)が2位となり、1991年日本GP以来のホンダ1-2を記録した。(写真:Getty Images / Red Bull Content Pool)
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8/9レッドブル(写真)もアルファタウリも、2025年までの参戦を約束したコンコルド協定にサインしたばかり。ホンダ撤退後の2022年シーズンに向けて新たなパワーユニットサプライヤーを探さなくてはならなくなったが、メルセデスは4チーム、フェラーリは3チームに供給することが決まっており、自チームのみのルノーしか現実的な選択肢はない。レッドブルはせっかく得たワークス待遇と、マックス・フェルスタッペンという逸材を失いかねない厳しい状況に追い込まれた。(写真:Getty Images / Red Bull Content Pool)
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9/9この成功は遅すぎたのか、撤退の判断が早すぎたのか。ホンダの第4期F1活動は2021年シーズンまで。再参戦はないとしているが、レギュレーション変更でパワーユニットのコストダウンなどが実現すれば、また“F1の虫”が騒ぎ出すかもしれない。(写真:Getty Images / Red Bull Content Pool)

柄谷 悠人
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