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2/192021年1月28日に発売された「マツダMX-30 EVモデル」。451万円からという車両本体価格はマツダの新たなフラッグシップとも呼べる設定だ。
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3/19シャシーの下に駆動用リチウムイオンバッテリーがぶら下がっているため、マイルドハイブリッドモデルよりも車高が15mm高く(1565mm)、最低地上高が50mm低くなっている(130mm)。
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4/19フロア下をのぞき込むとリチウムイオンバッテリーが張り出していることが確認できる。下面は極めてフラットに処理されている。
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5/19リアに備わる「e-SKYACTIV」バッジ。マイルドハイブリッドモデルとの数少ない識別点のひとつだ。
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マツダ MX-30 の中古車webCG中古車検索
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6/19いわゆる“EVらしい”ダッシュ力をあえて追わず、ペダルの踏み込み量に対して加速度がリニアに増すセッティングになっている。
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7/19インテリアのつくりはマイルドハイブリッドモデルと変わらない。プラチナサテンのホーンパッドリングや合皮のドアアームレストなどは最上級グレード「ハイエストセット」(今回の試乗車)専用。
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8/19シフトセレクターにはL字を上下にひっくり返したパターンを採用。「P」「R」「D」がすべて角になるので直感的に操作できる。
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9/19ペダルレイアウトは写真の通り。マツダが「モーターペダル」と呼ぶ一番右は、機能的にはアクセルペダルである。
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10/19タイヤサイズは215/55R18。試乗車はブリヂストンの「トランザT005A」を履いていた。
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11/19駆動用モーターは最高出力145PS、最大トルク270N・mを発生。フロントアクスルのみに搭載され、4WDモデルの設定はない。
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12/19ステアリングホイールには回生ブレーキの強弱を変えられるコンパクトなシフトパドルが備わっている。左のアップ側、右のダウン側ともに2段階の変更が可能。
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13/19「ハイエストセット」のシート表皮はブラックのクロス×ブラウンの合皮の「インダストリアルブラック」(写真)、またはグレーのクロス×ホワイトの合皮の「モダンコンフィデンス」からチョイスできる。
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14/19荷室の容量はBOSEのサウンドシステムを標準装備する「ハイエストセット」が341リッターで、その他グレードが366リッター。マイルドハイブリッドモデルは全車400リッター
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15/19「EVモデル」専用のメーターパネル。駆動用バッテリーのレベルは針式メーターとデジタル表示の2カ所に表示される。
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16/19ボンネットを開けたところ。写真でオレンジパイプ右側のスペースがフロアが見えるほどぽっかりと空いているのは、ロータリーレンジエクステンダー(2022年導入予定)を積むためだろう。
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17/19充電ソケットは右のリアフェンダーにレイアウトされる。200V・3kW/6kWまたは100V・0.6kWまでの普通充電と、最大40kWまでの急速充電に対応する。
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18/19リアのサイドウィンドウに貼られた「ELECTRIC」のステッカー。急な事故時などに、大量のリチウムイオンバッテリーを搭載した(爆発の危険などがある)車両であることを示す目的があるという。
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19/19マツダMX-30 EVモデル ハイエストセット

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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