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2/22日産のコンパクトカー「ノート」の4WDモデルは、2020年12月23日に追加設定された。今回試乗したのは上級グレードの「X FOUR」で、車両本体価格は244万5300円。
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3/22「ノート」の4WDモデルは、前輪用に1基、後輪用に1基の計2つのモーターを搭載。前者は最高出力116PS/最大トルク280N・m、後者は同68PS/同100N・mを発生する。
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4/22最新世代の「Vモーショングリル」が目を引くフロントフェイス。試乗車に装着されていたオートレベライザー付きのLEDヘッドランプは、33万5500円のセットオプションに含まれるアイテムだ。
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5/221.2リッター直3ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた「e-POWER」パワートレインを搭載する新型「ノート」。発電用となるエンジンは、最高出力82PS、最大トルク103N・mを発生する。
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6/22「日産ノートX FOUR」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4045×1695×1520mm、ホイールベースは2580mm。先代モデルより全長が55mm、ホイールベースが20mm短縮されている。
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7/22「ノートX FOUR」のWLTCモード燃費値は23.8km/リッター。今回の試乗では高速道路と市街地を中心に241.6km走行し、満タン法で18.1km/リッターを記録した。
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8/227インチのメーターパネルと9インチのディスプレイがS字型に並べられた、オプションの「統合型インターフェイスディスプレイ」が目を引くコックピット。センターアームレストの下に大きな収納スペースを用意するなど、実用性の向上も新型「ノート」のセリングポイントとなる。
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9/22フルデジタル化されたメーターパネル。左側はパワーメーター(写真)のほか、エネルギーモニターやアクセルの踏み方を視覚化するエコドライブガイド、オーディオなどの表示に切り替えられる。
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10/22直感的に操作できるダイヤル式とプッシュ式のスイッチを組み合わせた、エアコンのコントロールパネル。その下にはUSB電源ソケット(タイプA×1口、タイプC×1口)とワイヤレス充電器が設置されている。
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11/22今回の試乗車両がまとっていたボディーカラーは「オリーブグリーン」と呼ばれるもの。これを含め「ノートX FOUR」では12種類の外装色から選択できる。
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12/22今回の試乗車で選択されていた本革表皮のシートは、LEDヘッドランプや本革巻きステアリングホイールなどとセットになるオプション。4WDモデルの前席にはシートヒーターが標準装備されている。
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13/22後席の背もたれにはリクライニング機能や60:40分割可倒機構が備わっている。カップホルダーが2個内蔵されるセンターのアームレストもセットオプションに含まれるアイテム。
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14/22特徴的なブリッジ形状のセンターコンソール上にシフトセレクターやパーキングブレーキ、ドライブモード切り替えスイッチなどが並ぶ。ブリッジの下は小物入れになっており、HDMI端子も配置されている。
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15/22カメラが後方視界を映し出す「インテリジェントルームミラー」はセットオプションに含まれるアイテム。日産のコンパクトSUV「キックス」のような、アラウンドビューモニター映像を表示する機能は備わっていない。
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16/22標準仕様ではスチール製ホイールにフルホイールカバーが組み合わされるが、今回の試乗車にはオプションとなる16インチタイヤ+アルミホイールが装着されていた。タイヤはブリヂストンの「エコピアEP25」。
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17/22標識検知やカーナビと連動するカーブでの減速支援機能などが組み込まれた運転支援システム「プロパイロット」はオプション。操作スイッチは、ステアリングスポーク右側に集中配置されている。
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18/22後輪用の駆動システムを搭載するためFWDモデルよりも荷室床面は高く、開口部と同一レベルになっている。荷室容量はFWDモデルの340リッターに対して、こちらは260リッターとなる。
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19/22荷室のフロアボードを取り外した様子。12Vバッテリーの配置が確認できるほか、小物の収容スペースも設けられている。
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20/22「ノートX FOUR」の最低地上高は、FWDモデルよりも5mm高い125mmに設定されている。最小回転半径はFWDモデルと同じ4.9m。持ち前の小回りのよさは健在だ。
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21/22日産ノートX FOUR
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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