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2/191968年に登場した「ポルシェ911 T」の精神を受け継ぐという「718ケイマンT」。車名の「T」はTouring(ツーリング)の略となる。日本では、2020年6月24日に導入が発表された。
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3/19装備を省き軽量化したかつての「911 T」とは異なり、「718ケイマンT」は走りに関する充実した装備が自慢。今回試乗したのは7段PDKモデルで、車両本体価格は897万2000円。
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4/19インテリアの基本デザインは「718ケイマン」に準じたもの。通常ではオプションとなる「スポーツクロノパッケージ」が標準装備されている。
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5/19中央にエンジン回転計を配置する「718ケイマンT」のメーターパネル。右側には各種車両情報やナビ画面を切り替え表示できる、マルチインフォメーションディスプレイが組み込まれている。
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6/19「718ケイマンT」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4379×1801×1276mm、ホイールベースは2475mm。車重は1380kg(DIN)と発表されている。
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7/19ヘッドレストに「718」の数字が刺しゅうされた2ウェイ電動スポーツシートが標準装備となる「718ケイマンT」。今回の試乗車は、ガーズレッドのアクセントカラーを用いた「718Tインテリアパッケージ」が選択されていた。
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8/19軽量化の一環として採用されるナイロン製のストラップ式ドアオープナー。通常は黒色だが、今回の試乗車はオプションのアクセントカラーによって、ガーズレッド色となっていた。
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9/19ホイールは20インチサイズの「カレラS」と呼ばれるもので、試乗車には前235/35ZR20、後ろ265/35ZR20サイズの「ピレリPゼロ」タイヤが組み合わされていた。
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10/19ベース車両でオプションだったPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)やスポーツクロノパッケージ、20インチホイール、機械式リアディファレンシャルロックなどが、「718ケイマンT」では標準装備のアイテムとなる。
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11/19ボディー後部には容量270リッターの荷室が備わる。リアミドシップされる最高出力300PS、最大トルク380N・mの2リッター水平対向4気筒ターボエンジンはトリムに覆われ、外からその姿を見ることはできない。
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12/19「718ケイマンT」のセンターコンソールパネル。今回の試乗車は、コンベンショナルなレバー式シフトセレクターを採用する右ハンドルの7段PDK仕様だった。6段MTや左ハンドルも選択できる。
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13/19車体後部の中央に配置された2本出しのエキゾーストパイプフィニッシャー。センターコンソールパネルにある「スポーツエキゾーストシステム」のスイッチで、排気音量を2段階で切り替えられる。
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14/19今回試乗した車両の外装色は「ガーズレッド」。これを含め「718ケイマンT」には、全11色のボディーカラーが設定されている。車体下部のロゴステッカーは標準装備のアイテムだが、レスオプションも選択できる。
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15/19「718ケイマンT」に標準装備される「スポーツクロノパッケージ」の走行モード切り替え用ダイヤルが、ステアリングホイールの右下に備わる。
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16/19フロントフードの下に設置された容量150リッターの荷室。リモコンキーを用いて、車外からロックを解除することができる。
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17/19「718ケイマンT」のパワーウェイトレシオは4.6kg/PS。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は275km/hと発表されている。
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18/19ポルシェ718ケイマンT
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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