-
1/28
-
2/28ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデル「パン アメリカ1250」。2019年のミラノショーで世界初公開された。
-
3/28ユニークなスクエア形状のLEDヘッドランプ。アドベンチャーモデルのお約束であるカウルフェンダー、通称「クチバシ」がないのも特徴となっている。
-
4/28上級モデルには、車高調整機能「アダプティブライドハイト」付きの電子制御サスペンションが装備される。
-
5/28「アダプティブライドハイト」による車高の上下幅は5cm。シートそのものも、手動で簡単に高さが調整できる。
-
6/28リアサスペンションには、搭乗者や荷物の重さを検知し、サグ(静止状態での沈み込み量)を自動調整するローディングコントロール機能が備わる。
-
7/28サスペンションの制御はライディングモードとひもづいており、エンジンやトラクションコントロールの制御ともども、右スイッチボックス上面のセレクトスイッチで簡単に切り替えられる。
-
8/28サスペンションの制御には、「コンフォート」「バランス」「スポーツ」「オフロード ソフト」「オフロード ファーム」の5種類が用意される。
-
9/28操作インターフェイスには6.8インチのタッチスクリーンを採用。車速などといった走行情報の表示機能、ライディングモードの調整機能などに加え、「スペシャル」にはタイヤ空気圧モニターの表示機能も備わっている。
-
10/28エンジンには「Revolution Max 1250」を採用。ミラノショーで「パン アメリカ」「ブロンクス」と同時発表されたもので、今後は幅広いモデルへの展開が計画されている。
-
11/28冷却方式は水冷、動弁機構はDOHC 4バルブで、しかも吸排気の双方に可変バルブタイミングが備わっている。
-
12/28車体については、エンジンを剛体として用いることでフレームを大幅に省略。軽量化と低重心化、車体の高剛性化を実現している。
-
13/28標準車で245kg、「スペシャル」で258kgという車重に対し、エンジンは最高出力152PS、最大トルク128N・mを発生。スペック的にもライバルと伍(ご)して渡り合える。
-
14/28「パン アメリカ1250」の試乗会は、浅間山麓や北軽井沢の一般道、およびオフロードコースで行われた。
-
15/28オンロードでのマナーは非常に洗練されている。乗り心地は快適で、パワートレインにも扱いづらいところはない。
-
16/28フューエルタンクには軽量化のためにアルミを採用。容積を最大化するために工夫されたデザインも特徴で、20リッターの容量を実現している。
-
17/28「スペシャル」に装備されるステアリングダンパー。ハンドルの振動を抑え、操縦安定性を向上させる。
-
18/28ハーレーダビッドソンは「パン アメリカ1250」の開発に際し、“ミリオンマイル”(約160万km)の走行テイストを実施。その半分は、特に過酷な自社開発のテストコースを含む、オフロードだったという。
-
19/28足元の仕様には、キャストホイールのほかに、オフロードでの柔軟性に優れたスポークホイール(チューブレスタイヤ対応)も用意されている。
-
20/28タイヤサイズは前が120/70R19 60V、後ろが170/60R17 72V。「HARLEY-DAVIDSON」のロゴが入った「ミシュラン・スコーチャーアドベンチャー」が採用される。
-
21/28「アダプティブライドハイト」は、車速の低下に伴い車高が下がるタイミングを任意で調整可能。車高を高い状態でホールドすることもできる。
-
22/28ベースグレードの「パン アメリカ1250」。パワートレインは上級モデルと共通だが、電子制御サスペンションやナックルガード、ハンドルヒーターなどの装備類が省略される。
-
23/28「スペシャル」のブレーキペダルは、工具なしで2段階の高さ調整が可能。スタンディング時のライディングのしやすさに寄与する。
-
24/28岩などへのヒットに備え、車体下部にガードが備わるのはいいのだが、守られるべき機器が外に飛び出しているのはいただけない。
-
25/28ハーレーダビッドソンとしては初出のアドベンチャーモデルでありながら、高いパフォーマンスを有していた「パン アメリカ1250」。このジャンルの勢力図を変える一台となるかもしれない。
-
26/28ハーレーダビッドソン・パン アメリカ1250スペシャル
-
27/28ハーレーダビッドソン・パン アメリカ1250
-
28/28

伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
試乗記の新着記事
-
アウディQ3スポーツバックTFSIクワトロ150kWアドバンスト(4WD/7AT)【試乗記】 2026.6.30 アウディのコンパクトSUV「Q3」がフルモデルチェンジ。新しくなったのはすっかり押し出しの強くなったフロントマスクだけでなく、内装もすべて新設計。インフォテインメントや灯火類などにも最新のシステムを採用した意欲作だ。「スポーツバック」の4WDモデルの仕上がりをリポートする。
-
マクラーレンW1(MR/8AT)【海外試乗記】 2026.6.29 マクラーレンが、かつての「F1」や「P1」に続く“究極のロードゴーイングカー”として開発した、超高性能モデル「W1」。そのドライブフィールはどのようなものか? イタリアで試乗した西川 淳がリポートする。
-
ヒョンデ・ネッソ ラウンジ+(FWD)【試乗記】 2026.6.27 ヒョンデの水素燃料電池車「ネッソ」がフルモデルチェンジ。……といっても多くの方にはなじみがないかもしれないが、デザインが一気にモダンになったほか、満タンからの走行可能距離が25%近くも拡大するなど長足の進歩を果たしている。300km余りをドライブした。
-
アストンマーティンDBX S(4WD/9AT)【試乗記】 2026.6.24 「SUVの形をしたGT」こと「アストンマーティンDBX」が、さらに高性能な「DBX S」に進化。より機敏なフットワークと、よりパワフルなエンジンを得たハイパフォーマンスSUVは、どのような体験を提供してくれるのか? 飛ぶがごとく走る英国の巨獣の実力に触れた。
-
三菱トライトンGSR(4WD/6AT)【試乗記】 2026.6.23 三菱のピックアップトラック「トライトン」のマイナーチェンジモデルが登場。トヨタの新型「ハイラックス」を迎え撃つべく三菱は、シャシーを鍛え上げ、走行性能をさらなる高みへと引き上げている。400km余りをドライブした印象をリポートする。
新着記事
-
NEW
スバル・レヴォーグ レイバック プレミアムブラックS:HEV EX プロトタイプ(4WD/CVT)【試乗記】
2026.7.2試乗記スバルのクロスオーバーモデル「レヴォーグ レイバック」に、ハイブリッドユニットを搭載し、車高を20mm落とした「S:HEV」が登場。電動パワートレインと切り詰められた足まわりは、このクルマにどんな走りをもたらすのか? ワインディングロードで確かめた。 -
NEW
レクサスRZ550e“Fスポーツ”(前編)
2026.7.2あの多田哲哉の自動車放談「ステアバイワイヤ」をはじめ、最新のテクノロジーが注がれた電気自動車「レクサスRZ550e“Fスポーツ”」。そのクルマづくりについて、トヨタでさまざまな車両の開発を取りまとめてきた多田哲哉さんが語る。 -
NEW
環境も走りも妥協しない ミシュランが目指す持続可能な次世代のビジョンを知る
2026.7.2デイリーコラム2030年までにタイヤのエネルギー効率を2020年比で10%改善し、2050年には100%持続可能なタイヤを実現することを目指すミシュラン。そのサステナビリティー戦略の基本的な考え方と、実現に向けたアプローチを探った。 -
NEW
第968回:初代「ルノー・トゥインゴ」は「フィアット500」と同じ旋風を起こせるか?
2026.7.2マッキナ あらモーダ!リバイバルデザインの新型「ルノー・トゥインゴ」がデビューしてはや3カ月。このクルマの登場により、オリジナルにあたる初代がネオヒストリックとして脚光を浴びることはあるのか? 「フィアット500」の例を振り返りつつ、欧州在住の大矢アキオが考察する。 -
第875回:キモは氷上性能! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「ウインターマックス アイスプロ」を試す
2026.7.1エディターから一言違いは氷の上で表れる! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX ICE-Pro(ウインターマックス アイスプロ)」に、冬の北海道で試乗。氷上性能を徹底的に追求したという新製品の、パフォーマンスの一端に触れた。 -
ホンダのビーチクリーン活動が20年の節目に 本田宗一郎が涙したというそのルーツとは?
2026.7.1デイリーコラムホンダが陰に日向にと活動を支えてきたビーチクリーン活動が2026年で20周年を迎えた。これ自体も素晴らしいが、実はホンダとともに活動を運営する団体の設立には、かの本田宗一郎氏の涙が関連しているというから興味深い。今から60年前の人間味あふれるストーリーを紹介する。
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングパン アメリカ1250
-
ハーレーダビッドソンが2026年モデル19車種の価格を発表 2026.2.20 自動車ニュース -
ハーレーダビッドソン2026年モデル発表会の会場から 2026.2.20 画像・写真 -
ハーレーダビッドソン・パン アメリカ1250スペシャル(6MT)/ドゥカティ・デザートX(6MT)/ロイヤルエンフィールド・ヒマラヤ(5MT)【試乗記】 2023.5.17 試乗記 -
ハーレーダビッドソン・パン アメリカ1250スペシャル/パン アメリカ1250【試乗記】 2021.7.14 試乗記 -
ハーレーダビッドソンが「パン アメリカ1250」を発売 ブランド初のアドベンチャーモデル 2021.2.24 自動車ニュース
関連キーワード