-
1/112021年7月6日(英国現地時間)に発表された「ロータス・エミーラ」。同ブランドにとって、最後の内燃機関搭載車となることが明らかにされている。
-
2/11駆動方式はMR。キャビン後方には、トヨタまたはメルセデスAMGのパワーユニットが搭載される。
-
3/11「エミーラ」や新型電動ハイパーカー「エヴァイヤ」と入れ替わるかたちで2021年に生産終了するロータスの既存モデル。1995年生まれの「エリーゼ」をはじめ、いずれも長いモデルライフを保ってきた。
-
4/11「ポルシェ911」を仮想敵として2008年に送り出された2+2シーター「ロータス・エヴォーラ」。もっとも大柄なロータス車であるこのエヴォーラよりも、今回発表された「エミーラ」のほうがやや大きい。
-
5/11「エミーラ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4412×1895×1225mmで、車重(目標値)は1405kg以下。ロータスのお家芸ともいえる、アルミ材と接着剤を使ったアーキテクチャーが採用されている。
-
ロータス の中古車webCG中古車検索
-
6/11スペックから察するに、「エミーラ」の仮想ライバルはポルシェの「718ケイマン」だろう。そう思うと、リアのたたずまいもポルシェそっくり! に見えなくもない。
-
7/11「エミーラ」のインテリアの印象は、アルミ製のシャシーが露出していた既存のロータス車とは大きく異なる。とはいえ、スポーツカーライクであることは間違いない。
-
8/11液晶タイプのメーターパネルやセンターモニターなどを装備する「ロータス・エミーラ」の極めて現代的なコックピット。
-
9/11ロータスカーズのマネージングディレクターを務めるマット・ウィンドル氏(写真)は、「エミーラ」を「人々が望んでいたモデル」と評するが……? 写真奥に見えるのは、ロータス初の電動ハイパーカー「エヴァイヤ」。
-
10/11多くのファンがロータスと聞いてまず連想するのは、ライトウェイトスポーツカーの「エリーゼ」だろう(写真は“フェイズ1”などと呼ばれる初期型)。その流れを受け継ぐのは、「エミーラ」以外の電動モデルなのかもしれない。
-
11/11「エミーラ」のデリバリーが開始されるのは2022年の春。メーカーの狙い通りロータスをグローバルなハイパフォーマンスブランドへと飛躍させる一台となるか、期待が高まる。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
ロータス の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する 2025.10.13 ダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。
-
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか? 2025.10.10 満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。
-
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選 2025.10.9 24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。
-
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる 2025.10.8 「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。
-
いでよ新型「三菱パジェロ」! 期待高まる5代目の実像に迫る 2025.10.6 NHKなどの一部報道によれば、三菱自動車は2026年12月に新型「パジェロ」を出すという。うわさがうわさでなくなりつつある今、どんなクルマになると予想できるか? 三菱、そしてパジェロに詳しい工藤貴宏が熱く語る。
新着記事
-
NEW
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する
2025.10.13デイリーコラムダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。 -
NEW
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】
2025.10.13試乗記BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。 -
マツダ・ロードスターS(後編)
2025.10.12ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛えてきた辰己英治氏。彼が今回試乗するのが、最新型の「マツダ・ロードスター」だ。初代「NA型」に触れて感動し、最新モデルの試乗も楽しみにしていたという辰己氏の、ND型に対する評価はどのようなものとなったのか? -
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】
2025.10.11試乗記新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。 -
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。