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1/17目指すは自動車界のGAFAか? VWが掲げる野望の詳細を、彼らが取り組む4つの事業領域に分けて解説する。
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2/17VWグループには現在5種類のプラットフォームが存在するが、将来的には「SSP」に統一されるという。ロードマップに「ポルシェ・タイカン」「アウディe-tron GT」に用いられる「J1パフォーマンスプラットフォーム」が見当たらないのは、それがグループ内で「MSBの発展型」という認識だからだ。
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3/17「ID.3」から導入がスタートしたVW初のEV専用プラットフォーム「MEB」。同社の急速なEVラインナップ拡大を支えている。
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4/172021年の上海ショーで発表された「アウディA6 e-tronコンセプト」。「PPE」の採用を想定したEVのコンセプトモデルである。
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5/17広範な分野で協力関係にあるフォルクスワーゲンとフォード。EVに加え、自動運転やモビリティーサービスの領域でも協業を模索している。写真はフォルクスワーゲンのヘルベルト・ディースCEO(左)とフォードのジム・ハケットCEO(右、2019年当時)。
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6/17VWのソフトウエアプラットフォームは、現在の「E3 1.1」に続き、2023年にプレミアム車種向けに「E3 1.2」が投入される予定となっているが、2025年には早くも次世代プラットフォームの「E3 2.0」が登場するという。(資料:VWのプレゼンテーション動画より)
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7/17VWは、2021年7月に「ID.」ブランドのモデル向けにOTAを用いたソフトウエアのアップデートサービスを開始した。12週間ごとにアップデートの情報を送信するとしている。
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8/17「NEW AUTO−MOBILITY FOR GENERATION TO COME」の発表会にて、ソフトウエア開発に関する取り組みを語るCARIADのディルク・ヒルゲンベルクCEO。
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9/17車載ソフトウエア市場での成長をもくろむVWだが、単独で取り組んでいるわけではない。主要なパートナーのひとつが米マイクロソフトで、自動運転システムのソフトウエアやプラットフォームの開発などで協業。マイクロソフトは将来的に、VWのデジタルサービス全般に関わっていくとしている。
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10/17VWグループにおいて、充電インフラの整備やエネルギー事業などを統括するエルケ・テンメ氏。
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11/17「ID.3」に搭載されるバッテリーシステム。核となるバッテリーセルを含め、現在は部品の多くを日・中・韓といったアジア製に頼っているのが実情だ。
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12/17VWはグループ内でセルの統一規格を定め、最大80%の搭載率を目指すとしている。(写真:VWのプレゼンテーション動画より)
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13/17普及したEVを移動式の蓄電設備として活用する考え方は「ビークル・グリッド・インテグレーション(VGI)」と呼ばれる。VWはVGIの実現を通し、エネルギー市場へも参入するつもりなのだ。
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14/17VWでは自動運転モビリティーサービスの実現のため、サービスを構成するすべての要素の開発を進めている。
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15/17自動運転システムの開発では、米ARGO(アルゴ)AIと協業。パイロットプロジェクトに使用される車両にも、同社の自動運転システムが搭載されている。
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16/17「NEW AUTO」の発表会で登壇するアウディのマルクス・ドゥスマンCEO。VWは世界最大級の規模を誇る自動車グループだが、それでも“内需”だけでは研究開発費と設備投資を償却できない。VWはプラットフォーマーへの脱皮に、それほどまでの額を投資しているのだ。
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17/17VWがプラットフォーマーとして成功するか否かは、現在、包括的提携関係にあるフォードも含め、自社のプラットフォームを利用してくれる仲間や顧客をどれほど集められるかにかかっている。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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