鶴原 吉郎 の記事一覧(103件)

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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2022.9.20 エッセイ 鶴原 吉郎
第50回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(後編)
今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに一挙試乗! クルマの端々に見られる、自動車技術の進化の歴史と世相の変化の“しるし”とは? 半世紀の伝統を誇る大衆車の足跡を、技術ジャーナリストが語る。
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2022.9.6 エッセイ 鶴原 吉郎
第49回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(前編)
今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに試乗! 各車のドライブフィールからは、半世紀にわたる進化の歴史が感じられた。私生活でもシビックに縁のあった技術ジャーナリストが、シビックのメカニズムの変遷をたどる。
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2022.8.29 デイリーコラム 鶴原 吉郎
EV普及にはむしろ逆効果? 米大統領キモいりの「インフレ抑制法」が及ぼす“悪”影響
アメリカで3740億ドルにものぼるエネルギー・環境対策を含んだ「インフレ抑制法」が可決された。海外製のEVや中国製のバッテリーを締め出す施策が盛り込まれたこの法律は、EV普及にどのような影響をもたらすのか。その中身を精査する。
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2022.8.23 エッセイ 鶴原 吉郎
第48回:その恩恵は価格にも! 新型「トヨタ・クラウン」が国際商品に変貌した必然
プラットフォームの共有と大胆なグローバル展開により、先代比で77万円もの値下げを実現!? 新型「トヨタ・クラウン」の大変身がもたらす恩恵とは? “合理的でまっとう”な経営判断を実践できる、トヨタならではの強みを探った。
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2022.8.9 エッセイ 鶴原 吉郎
第47回:用意周到な計画に脱帽 新型「クラウン クロスオーバー」に見るトヨタの“クルマづくり”戦略
意外性あふれるトピックで注目を集めている新型「トヨタ・クラウン」シリーズ。その第1弾となる「クラウン クロスオーバー」をじっくりと観察すると、そのプラットフォームやパワートレインから、したたかで用意周到なトヨタの戦略が見て取れた。
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2022.7.29 デイリーコラム 鶴原 吉郎
中国の巨人がついに日本に進出! 世界最大級のEV&PHEVメーカーBYDとは何者か?
中国が誇る世界最大級のEVメーカーBYDが、日本の乗用車市場への進出を発表した。“クルマづくり”を始めてまだ20年にも満たない彼らは、いかにして今日の地位に上り詰めたのか? その製品の特徴は? 日本のEV市場に衝撃をもたらす、中国の巨人の実力をリポートする。
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2022.7.26 エッセイ 鶴原 吉郎
第46回:“走る喜び”も電気でブースト 「シビックe:HEV」が示した新しい体験と価値
スポーティーな走りとエンジンサウンドでドライバーを高揚させるハイブリッド車(HV)。「ホンダ・シビックe:HEV」には、既存のHVにはない新しい提案が、多数盛り込まれていた。若者にも好評だというシビックに追加されたHVを、技術ジャーナリストが試す。
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2022.7.12 エッセイ 鶴原 吉郎
第45回:お隣から黒船来航!? 「ヒョンデ・アイオニック5」を日本のライバルと比較する
最新のEV「アイオニック5」を引っさげ、日本市場に再参入した韓国ヒョンデ・モーター。アイオニック5は車体サイズ、価格帯などさまざまな点で「トヨタbZ4X」「スバル・ソルテラ」「日産アリア」とぶつかる。今回はこの韓国製最新EVを、日本のライバルと比較してみた。
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2022.6.28 エッセイ 鶴原 吉郎
第44回:先駆者の復権なるか? 新型「ホンダ・ステップワゴン」を技術ジャーナリストが切る
ミドルクラスミニバンの先駆者「ホンダ・ステップワゴン」が6代目にフルモデルチェンジ。長らくライバルの後塵を拝していたパイオニアが、捲土重来を喫して放った一手とは? 実車に触れ、開発関係者を取材した技術ジャーナリストが、新型ステップワゴンを評価する。
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2022.6.14 エッセイ 鶴原 吉郎
第43回:“静かで快適”はもう古い! 新型「レクサスRX」が体現する新しい高級車の潮流
トヨタが、レクサスブランドの基幹を担う高級SUV「RX」の新型を発表。大きく手が加えられたプラットフォームや、新しいパワートレインの採用に見る狙いとは? 車両に触れ、開発者への取材を通して、“エンジン付き高級車”の新しいトレンドを探った。
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2022.5.31 エッセイ 鶴原 吉郎
第42回:EV市場に桜前線到来! 日産の軽EV「サクラ」は地方の“SS過疎”を救うか?
日産から軽規格の新型電気自動車(EV)、その名も「サクラ」が発表された。日本人にはなじみの深い、春めいた趣の名のニューモデルは、この国のEVマーケットを切り開く存在となるか? 小さなボディーに秘められた大きな可能性を探る。
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2022.5.17 エッセイ 鶴原 吉郎
第41回:日産の次世代安全技術を支える最先端技術! 進化を続けるLiDARの最前線
新しいコンセプトのもとにLiDARを活用する、日産の次世代安全技術「Ground truth perception」。その実現には、いま以上に高度なLiDARが必要だ。より高性能に、より安価に、よりコンパクトに! さまざまな期待が寄せられる新世代センサーの進化をリポートする。
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2022.5.3 エッセイ 鶴原 吉郎
第40回:LiDARの使い方が違う! 日産の次世代自動運転技術にみる独創のアプローチ
日本の自動車メーカーのなかでも、高度な運転支援技術の導入に積極的に取り組んできた日産自動車。その彼らが、事故回避性能を大幅に高める新しい予防安全システムを発表した。独自の姿勢で“自動運転”の実用化へとアプローチする日産の、最新の施策をリポートする。
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2022.4.19 エッセイ 鶴原 吉郎
第39回:日産が全固体電池の試作設備を公開! “夢の電池”は本当にモノになるのか?
エネルギー密度の低さや充電時間の長さといった、EV用電池の課題をブレークスルーする存在として期待がかかる全固体電池。日産がその試作設備を報道関係者に公開した。懐疑的な声も聞かれる“夢の車載電池”。その開発の最前線をのぞいた。
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2022.4.5 エッセイ 鶴原 吉郎
第38回:半導体の勢力図が書き換わる? 自動車分野で攻勢をかけるクアルコムの野望
自動運転システムの開発において重要なカギを握る半導体。これまではモービルアイとエヌビディアがしのぎを削っていたが、ここにきてクアルコムが頭角を現してきた。スマートフォンで鍛えられた開発スピードを武器とする、新たなプレーヤーの実力を探る。
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2022.4.1 デイリーコラム 鶴原 吉郎
“EV競争”の陰の主役! 大手車載電池メーカーの意外な横顔を見る
世界的に加速する自動車の電動化。そのカギを握るのが車載電池メーカーの存在だ。急速に影響力を増している電池メーカーの“トップ3”とは、どのような企業なのか? その来歴を振り返りつつ、し烈さを増す“電池競争”の未来を探った。
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2022.3.22 エッセイ 鶴原 吉郎
第37回:“直6”も目玉じゃなかったの? 「マツダCX-60」がPHEVから世に出たワケ
マツダが次世代ラインナップの旗手となる新型SUV「CX-60」を欧州で発表。エンジン縦置きのプラットフォームを特徴とする「ラージ商品群」がいよいよ登場するわけだが、発表の内容からはどのようなことが読み取れるのか? 新型車にみるマツダの戦略を読み解く。
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2022.3.8 エッセイ 鶴原 吉郎
第36回:全固体電池が成否を分ける!? ルノー・日産・三菱の新電動化戦略にみる特色と課題
積極的に製品のEV化を推し進めるルノー・日産・三菱アライアンス。彼らの将来戦略にはどのような特色があり、そしてどんな不安要素が潜んでいるのか? 熾烈な開発競争のなかで3社アライアンスが仕掛けた“賭け”を、技術ジャーナリストが解説する。
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2022.2.23 エッセイ 鶴原 吉郎
第677回:実際に乗って実感! “機械式”にこだわるホンダ製4WDの実力を雪上で試す
自社製4WDの実力を示すべく、ホンダが雪上試乗会を開催! ハイブリッド車では後輪をモーターで駆動する電動4WDが主流だが、ホンダは依然としてプロペラシャフトの機械式4WDにこだわっている。「機械式4WDに優位性がある!」という彼らの主張を、雪上で確かめた。
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2022.2.22 エッセイ 鶴原 吉郎
第35回:次期型「マーチ」はEVに? ルノー・日産・三菱が電動化戦略をアップデート
ルノー・日産・三菱アライアンスが、2030年へ向けた次世代戦略を発表。パワートレインの電動化と車種構成の効率化を推し進める彼らが考える、未来の商品ラインナップとは? 世界第3位の巨大自動車グループが描くロードマップを解説する。