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2/212021年9月に発売された「スズキ・ワゴンRスマイル」。スズキの軽乗用車としては、2020年1月発売の新型「ハスラー」以来となる、久々の新型車である。
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3/21インストゥルメントパネルまわりは角のとれた柔らかい意匠が特徴。「ハイブリッドS/X」には光沢タイプの装飾パネルとカッパーゴールドのアクセントが用いられる。
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4/21「ハイブリッドX」の専用装備であるライトグレーのシート。運転席の背面には、小物の収納に便利な3つのシートバックポケットとピクニックテーブルが装備される。
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5/21グレードは「G」「ハイブリッドS」「ハイブリッドX」の3種類で、車名のとおり上位2グレードにはマイルドハイブリッド機構が備わる。
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スズキ ワゴンRスマイル の中古車webCG中古車検索
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6/21フロントまわりの意匠はグレードによってやや異なり、「G」ではシルバー塗装の横桟グリルにハロゲンランプの組み合わせ、その他のグレードではドット柄のメッキグリルにLEDランプの組み合わせとなる。
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7/21速度計にインフォメーションディスプレイを組み合わせたシンプルなメーターパネル。オプションの「セーフティプラスパッケージ」を採用するとディスプレイがフルカラーとなり、またダッシュボード上面にコンバイナー式のヘッドアップディスプレイが追加される。
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8/21「全方位モニター付きメモリーナビゲーション」は18万7000円の有償オプション。携帯端末のミラーリング機能付きで、SDLのアプリにも対応している。
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9/21天井には、「アルト ラパン」にも用いているキルティングをモチーフにした加工を採用。車内空間の質感向上に一役買っている。
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10/21車名的には「ワゴンR」のファミリーに属する「ワゴンRスマイル」だが、車体の構造は大きく異なり、環状骨格に構造用接着剤および高減衰マスチックシーラーの採用……と、「ハスラー」から導入が進んでいるスズキ最新の車体技術が取り入れられている。
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11/21パワーユニットにはデュアルポートインジェクションやクールドEGRなどを採用した最新世代の0.66リッター自然吸気エンジン「R06D」を採用。試乗したマイルドハイブリッド仕様のFF車では、WLTCモード燃費は25.1km/リッターとなっている。
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12/21タイヤサイズは全車共通で155/65R14。アルミホイールの設定はなく、全車スチールホイール+フルホイールキャップの組み合わせとなる。
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13/21アダプティブクルーズコントロールは、前走者が停車するとこちらも自動で停車する全車速対応型。停車後は、約2秒間ブレーキをホールドする。
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14/21リアシートの仕様は基本的に「ワゴンR」と共通。左右独立式の前後スライド調整機構(160mm)とリクライニング機構、ダイブダウン機構が備わる。
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15/21シートアレンジの優秀さはスズキの軽ワゴンに共通する美点。リアシートをたたむとほぼフラットな床面が得られるほか、助手席もたためるので長尺物も積載できる。
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16/21電動スライドドアには予約ロック機能を採用。ドアが閉じている最中にリモコンキーやリクエストスイッチで施錠を予約すると、閉じた後に自動でロックがかかる。
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17/21女性にターゲットを絞ったライバルに対し、男女問わず、パーソナルユースを主とするオーナー層をターゲットとした「ワゴンRスマイル」。そのコンセプトを、ユーザーがどう受け止めるかに注目である。
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18/21スズキ・ワゴンRスマイル ハイブリッドX
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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