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1/11英国時間の2021年9月29日にイメージが公開された、ロールス・ロイスの電気自動車(BEV)「スペクター」。
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2/11「スペクター」のディテールは現時点では明らかにされていないが、車体の基本骨格にはロールス・ロイス独自のスペースフレームアーキテクチャーが採用されている。
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3/11公開された写真からは、「スペクター」のボディータイプは2ドアクーペのように見える。
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4/11かつてロールス・ロイスは、「ファントム」ベースのEV「102EX」を開発したことがある。同モデルは既存のエンジンやトランスミッションに代わるパワートレインを模索する目的でつくられ、2011年3月のジュネーブモーターショーに出展された。
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5/11「102EX」の給電口。ソケットそのものは他ブランドのBEVと変わらないが、高級ブランドらしい“見せ方”が印象的だ。
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6/11「102EX」のフロントには、12気筒エンジンに代えてリチウムイオンバッテリーが搭載される。駆動用モーターやインバーターは、車体後方にレイアウトされていた。
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7/11全長5.3m以上、車重は2.7tを超える大型SUV「ロールス・ロイス・カリナン」。こうしたクルマでは、数百kgの重量増や数百万円のコストアップは、致命的なマイナス要因にはならないものだ。
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8/11BEVには、純エンジン車に比べて時間のかかる充電の手間がつきまとうもの。その点についても、ショーファー付きで使われることの多いロールス・ロイスのオーナーには、大きな影響はないといえる。
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9/11こちらは、“次の100年”を見据え、2016年にコードネーム「103EX」の名で製作された電動のコンセプトカー。ショーファーすら無用の、完全自動運転車でもある。
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10/11「103EX」のインテリア。驚くほどシンプルだが、その空間はロールス・ロイスならではのクオリティーで構成されている。
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11/11「スペクター」という車名は、幽霊や亡霊を意味する。現実に世に現れたのち、このハイエンドブランドに何をもたらすのか興味深いところだ。

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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