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1/11ダイハツ初の自社製ハイブリッド「e-SMART HYBRID」が搭載されたコンパクトSUV「ロッキー」。
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2/11「ダイハツ・ロッキー」の姉妹モデルである「トヨタ・ライズ」。「e-SMART HYBRID」は、ハイブリッドの“宗家”たるトヨタに外部から供給される、初のハイブリッドシステムとなる。
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3/11システムは新型の1.2リッターエンジンとモーター、ジェネレーター、容量4.3Ahの走行用バッテリーで構成。エンジンを発電のみに用いる、シリーズ式ハイブリッドに分類される。
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4/11日本における自動車販売の約4割を占める軽自動車。環境負荷の軽減を考えると軽自動車の燃費改善は必須であり、電動パワートレインの採用は避けて通れない。
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5/11スズキや、日産・三菱などは軽自動車用にマイルドハイブリッドシステムを採用しているが、燃費改善の効果は限定的だ。写真はマイルドハイブリッドを全車に搭載する「日産ルークス」。
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6/11低負荷状態での高速巡航時には、エンジンが直接タイヤを駆動したほうが効率に優れる。そのため、ホンダの「e:HEV」(旧i-MMD)などではクラッチによってエンジンの出力を車軸に伝える機構が備わっている。
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7/11日産が先代「ノート」から導入を進めている「e-POWER」も、シリーズ式ハイブリッドである。
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8/11ダイハツは「e-SMART HYBRID」を小型でコストに優れるシリーズ式ハイブリッドとしつつ、さらにコンパクト化と低コスト化を突き詰めている。
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9/11シリーズパラレル式のハイブリッドシステム「THS II」を搭載した「トヨタ・ヤリス」のカット模型。ダイハツはトヨタのハイブリッドシステムと極力部品を共用し、「e-SMART HYBRID」のコストダウンを図っている。
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10/11新開発の1.2リッター自然吸気ガソリンエンジンは、ハイブリッド車に加えてFFの純エンジン車にも搭載される。型式は、ハイブリッド車用が「WA-VEX型」、純エンジン車用が「WA-VE型」。
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11/11従来の純ガソリン車から大幅な燃費改善を実現した「ロッキー」のハイブリッドモデル。「e-SMART HYBRID」の積極的な展開にぜひ期待したい。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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