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1/11イタリアにおける「レクサスUX」の街頭広告。「KINTO」なら月299ユーロ(約3万9000円。付加価値税22%を含まず)とうたっているが、下端には当地の表示規則にしたがい、細かい解説が。2021年に撮影。
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2/11スズキの広告。こちらもローンの細かい説明が8行にもわたっている。走行中には、とても読めない。
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3/11ドイツの駅におけるトヨタの広告。フランクフルトで2017年に撮影。
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4/11こちらもよく見ると細かい解説が。近年は政府によるエコカー奨励金に関する説明も必要なので、さらに複雑だ。
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5/112022年1月にシエナで撮影したフィアットの街頭広告。クルマから降りれば判読できるかと思ったが、見上げた首が疲れて、途中で断念した。
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6/11シエナのタバコ店で。店主が手にする葉巻パッケージの警告は、EU基準よりやや小さめ。だが「喫煙は死に至ります」の文字とともに、禁煙相談の電話番号が記されている。後方の箱には患部や、二次喫煙から守るべき幼い子どもの写真が。
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7/11ビールの広告に記された「運転するか、飲むか」の文字。
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8/11イタリアにおけるワインのラベルにはリサイクル方法などとともに、妊娠中の飲酒禁止マークが。
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9/11フランスで一般的な菓子ブランド、サン=ミシェルの公式サイト。法律にしたがい「あなたの健康のために、定期的な運動を心がけましょう」のメッセージが、ページの下部に記されている。
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10/11イタリアのスーパーマーケットにて。美容シェーバーのPOP広告。形式だけの警告がない広告の、なんとすがすがしいことよ。
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11/11ホンダ・ロードパルNC50(1976年)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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