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1/9「CES 2022」のプロモーションより、フォルクスワーゲンのヘルベルト・ディースCEO(写真向かって右)と語り合うモービルアイのアムノン・シャシュアCEO。
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2/9モービルアイが示した自動運転技術実用化のロードマップ。2024年か2025年に実現するという「L4 Consumer AV」について、「Drives everywhere」と「Cost <$5K」と紹介されている。
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3/9“レベル4”の自動運転は「特定条件のもとで、運転操作のすべてをクルマが担うシステム」を指すが、「Drives everywhere」は、(レベル4を名乗っている以上、制約や条件はあるのだろうが)かなり広範なシーンで使用可能なシステムを目指しているようだ。
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4/9世界で初めて“レベル3”の自動運転を実現した「ホンダ・レジェンド ハイブリッドEX・Honda SENSING Elite」。価格は1100万円と、724万9000円だった標準モデルより375万1000円も高いクルマだった。(写真:向後一宏)
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5/9モービルアイの新しい画像処理半導体「EyeQ ULTRA」。ライバルのものより演算能力は低いが、そのぶんコストが安く、商品電力も少ないといった特徴がある。
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6/9モービルアイはLiDARのように高い解像度の周辺画像を得られる次世代ミリ波レーダー「SW(ソフトウエア)-Dfined Imaging Radar」の開発を進めている。
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7/9レーザーの照射によって障害物の有無や形状、距離などを確認するLiDAR。非常に高価な装備だが、「ホンダ・レジェンド ハイブリッドEX・Honda SENSING Elite」には実に5つも搭載されていた。(写真:向後一宏)
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8/92019年の「人とクルマのテクノロジー展」より、LiDARが捉えた来場者の様子。モービルアイの技術を用いれば、これに近い詳細な状況認知がミリ波レーダーでも可能となる。
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9/9これまではレベル4の自動運転を実現するためには、車両の周辺監視のため3台のLiDARと6台のミリ波レーダーが必要とされていたが、新型レーダーを使うことでLiDARをフロントの1台だけに減らすことが可能となるという。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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