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2/26今も昔も軽のベーシックモデルの“ひな形”であり続ける「スズキ・アルト」。1979年の誕生より累計526万台が販売されてきた、偉大な大衆車である。
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3/269代目となる新型では、インテリアの質感を大幅に改善。立体的な各部の造形やネイビーカラーのトリムにより、「毎日乗っても飽きのこないデザイン」が追求されている。
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4/26先代モデルの面影を感じさせるツリ目のヘッドランプ。LED式のヘッドランプは「ハイブリッドX」に標準で、「ハイブリッドS」「L」にはオプションで用意される。
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5/26グレード構成は、マイルドハイブリッドシステム搭載車が2種類、その他の仕様が2種類の全4種類。今回は最上級グレードの「ハイブリッドX」に試乗した。
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スズキ アルト の中古車
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6/26ボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1525mm。従来型より全高が50mm拡大したことに伴い、室内高も45mm高くなった。
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7/26メーカーオプションで用意される全方位モニター付きディスプレイオーディオ。ナビ機能は搭載されていないが、携帯端末のアプリを画面に表示することで、ナビとしても利用することができる。
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8/26全車に標準装備されるデニム調表皮のシート。前席についてはフロントドア開口部の高さが20mm拡大しており、乗降性が改善している。
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9/26前席同様、頭上や肩まわりのスペースにゆとりが増した後席。それでも「あくまで非常用」という扱いなのか、ヘッドレストが標準装備されるのは「ハイブリッドX」のみで、後は「L」にオプション設定されるだけだ。
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10/26前席の間に備わるフロアコンソールトレー。ボックスティッシュをしっかりと保持できるよう、形状が工夫されている。
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11/26エアコンは「ハイブリッドX」と「L」のアップグレードパッケージ装着車がオート式、その他の仕様がマニュアル式。仕様に応じて、運転席と助手席にはシートヒーターも用意される。
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12/26最新のモデルだけにコネクティビティ―も重視。「ハイブリッドX」でディスプレイオーディオなどを選択すると、ダッシュボードにはUSBポートが2つ追加される。
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13/26ボディーカラーは全8種類で、上級グレードでは従来モデルには設定のなかったホワイト2トーンルーフ仕様も選択できる。
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14/26先代よりはやや重くなったものの、車重は680~760kgと依然として軽量。軽快な走りと、良好な燃費性能に寄与している。
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15/26パワーユニットは2種類あり、上級グレードにはマイルドハイブリッド機構が組み合わされた最新式のR06D型エンジンが搭載される。下位2グレードのユニットは、従来型と同じR06A型エンジンだ。
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16/26大幅に強化された運転支援システムも新型の特徴。ステレオカメラ方式の自動緊急ブレーキや、誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能などが全車標準装備となった。
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17/26足まわりの調律は快適性を重視したもの。スタビライザーは付いておらず、街なかでもカーブや交差点では分かりやすくロールする。
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18/26新型「アルト」は車体の一部に環状骨格構造を採用することでボディー剛性を強化。また柔軟性のあるシール材を採用するなどして、静粛性の向上が図られている。
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19/26アルミホイールが装備されるのは「ハイブリッドX」のみ。タイヤサイズは全車共通で155/65R14となっており、試乗車にはダンロップの低燃費タイヤが装着されていた。
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20/26オプションのディスプレイオーディオにドライブコンピューターの機能が備わっているためか、計器類はいたってシンプル。速度計とモノカラーのインフォメーションディスプレイの組み合わせだ。
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21/26オプションで用意されるヘッドアップディスプレイ。運転支援システムが読み込んだ交通標識が表示されたり、ナビアプリと連動して右左折の指示が表示されたりする。
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22/26今回の試乗では急峻(きゅうしゅん)な峠道にも足を運んでみたものの、トータルで20km/リッターに迫る燃費を記録。軽量ボディーと電動パワートレインの組み合わせの、実力を知る結果となった。
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23/26スズキ・アルト ハイブリッドX
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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