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2/202021年11月に発売された「ボルボXC40」の改良モデル。新しいマイルドハイブリッドパワートレインの導入や、ラインナップ、装備、価格の見直しなどがアナウンスされた。
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3/202リッター直4ガソリンターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた、新開発パワートレインを搭載する「XC40 B3」。今回は、充実した装備が自慢の上級グレード「モメンタム」に試乗した。車両本体価格は469万円。
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4/20ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)を用いた48Vマイルドハイブリッドシステムには、ボルボが内製する新開発の7段DCTが組み合わされる。
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5/20「XC40 B3モメンタム」の外板色は、今回の試乗車がまとっていたオプション(8万5000円)の「サンダーグレーメタリック」を含む、全5種類から選択できる。
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6/20サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式となる。シチュエーションを問わない、快適な乗り心地が自慢だ。
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7/20「XC40 B3モメンタム」には5スポークデザインの17インチホイール(写真)が標準で装備される。試乗車は前後235/55R18サイズの「ミシュラン・プライマシー4」タイヤを装着していた。
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8/20運転席にはメモリー機能付きの8ウェイパワーシートが標準で備わる。試乗車では、ステアリングホイールヒーターとシートヒーターがセットとなる「クライメートパッケージ」に加え、助手席8ウェイパワーシートやマニュアルクッション調整式エクステンションなどがセットとなる「パワーシートパッケージ」がオプションで選択されていた。
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9/20「XC40 B3モメンタム」の後部座席。シート表皮は前席と同じくファブリックで、グレーのコンビネーションカラーが採用される。後席の居住空間は、従来型車と変わらない。
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10/20「XC40 B3モメンタム」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4425×1875×1660mm、ホイールベース=2700mm。車重は1660kgと発表されている。
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11/20「B3パワートレイン」と呼ばれる48Vマイルドハイブリッドシステムは、最高出力163PS/最大トルク265N・mのエンジンと、同10PS/同40N・mを発生するモーターを組み合わせている。
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12/20インテリアは、従来の「XC40」シリーズから大きくは変わらない。ダッシュボードやドアの内張りに「アーバングリッドアルミニウムパネル」が組み込まれ、スポーティーなキャビン空間を演出している。
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13/20試乗車に装備されていたチルトアップ機構付き電動パノラマガラスサンルーフは、21万円のオプションアイテム。
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14/20「XC40」は、ボルボの小型車専用プラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」の初採用モデル。CMAは当初から電動化を想定しており、最新のBEV「C40」にも用いられている。
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15/20荷室には60:40分割可倒式の後席バックレストや長尺物を収容可能なスキートンネル、2つ折りにできるマルチファンクションフォールディング/リムーバブルラゲッジフロアなどが備わり、状況に応じて機能的な使い方ができる。
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16/204つのモードから表示を選択できる12.3インチのフル液晶メーターパネル。写真は「ECO DRIVE」モードを選択した様子。
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17/20600Wの高出力アンプとサブウーファーを含む13個のスピーカーで構成されるharman/kardonプレミアムサウンドオーディオシステムは、10万8000円のオプションアイテム。
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18/20「XC40」のハンドリングは軽快そのもの。高速道などでのアダプティブクルーズコントロールの所作も見事なものだった。
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19/20ボルボXC40 B3モメンタム
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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