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2/22アウディの新型EV「Q4 e-tron」は、2022年1月に国内導入が発表された。クーペSUVの「Q4 e-tronスポーツバック」とともに同年秋以降に発売が予定されている。
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3/22「Q4 e-tron」はアウディがコンパクトSUVセグメントに導入する初のEV。アウディの電動化戦略における重要なモデルに位置づけられている。今回は左ハンドルの欧州仕様車「Q4 40 e-tron Sライン」に試乗した。
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4/22アウディのSUVにおけるアイコンである八角形のシングルフレームグリルは、EVゆえに空気を取り入れる役割を求められないため、格子模様が描かれた1枚のパネルとしてデザインされている。
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5/22どの部分を光らせるかを、4通りから任意に選ぶことができるデジタルデイタイムランニングライトを搭載。設定はコックピットの「MMIタッチディスプレイ」を通じて簡単に行える。
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6/22日本導入モデルのボディーカラーは、写真の有償色「カイザーブルーメタリック」を含め、全8色から選択できる。
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7/22「Q4 40 e-tron Sライン」の欧州仕様車。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4945×1890×1475mm、ホイールベース=2764mmで、車重は2130kgと発表されている。
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8/22インテリアは、センタークラスターを運転席側に向けたドライバーオリエンテッドなデザイン。上下ともフラットになる特徴的なデザインのステアリングホイールが、アウディとして初採用されている。
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9/22メーターには10.25インチの「アウディバーチャルコックピット」を採用。スピードメーターや充電残量、走行可能距離などに加え、マップやメディア情報なども表示できる。表示デザインは「クラシック」と「スポーツ」の2種類が用意されている。
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10/22フローティングセンターコンソールに配置されるスタート/ストップボタンを押して、システムを起動する。キーファブを車内に持ち込めば、ブレーキペダルを踏むだけでもイグニッションをオンにすることが可能となる。
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11/22シャシーにはフォルクスワーゲン グループのEV専用プラットフォーム「MEB」を使用。路面からの突き上げを上手にいなす、ふんわりとした乗り心地の良さが確認できた。
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12/22アウディがフローティングセンターコンソールと呼ぶ、新しいインストゥルメントパネルデザインが採用された「Q4 e-tron」。その名のとおり、シフトセレクターまわりは浮かんでいるように見える。下部には小物を置くスペースが用意されている。
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13/22後席使用時の荷室容量は520リッターで、後席背もたれを前方に倒せば最大1490リッターに拡大できる。荷室床面は、2段階の高さ調整が行える。
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14/22今回試乗した欧州仕様の「Q4 40 e-tron Sライン」には、アウディスポーツの「5アームローターデザイン」21インチホイールが装着されていた。タイヤは「ブリヂストン・トランザECO」で、サイズは前235/45R21、後ろ255/40R21。
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15/22リアアクスルに搭載される駆動用モーターは最高出力204PS、最大トルク310N・mを発生。欧州仕様車の0-100km/h加速は8.5秒、最高速度は160km/hと発表されている。
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16/22欧州仕様のコネクターに対応する充電用ポートを右リアフェンダーに設置。システム電圧400Vのテクノロジーを用いた総容量82kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーは、前後アクスル間の床下に搭載される。
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17/22「Sラインインテリア」が選択された欧州仕様となる試乗車両のシートは、「ブラックレザー/アーティフィシャルレザー」のコンビネーション表皮で仕立てられていた。
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18/222764mmのロングホイールベースがもたらす、ゆとりある後席の居住空間も「Q4 e-tron」のセリングポイント。後席のレッグスペースは、フラッグシップSUVの「アウディQ7」にも匹敵するという。
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19/22充電とエフィシェントアシストの設定画面。走行中の回生ブレーキの強さはステアリングパドルによって3段階に調整できるほか、あらかじめ利き具合を選択できるようになっている。
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20/22従来のアダプティブクルーズコントロールとアクティブレーンアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」や死角を並走する車両を検知する「アウディサイドアシスト」、後方から接近する自転車や車両を監視する「エグジットワーニング」など、最新の運転支援システムを搭載している。
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21/22アウディQ4 40 e-tron Sライン(欧州仕様車)
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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