-
1/11いま世界で一番モテそうなクルマに思える「ジープ・グラディエーター」で、夜の首都高に出撃。今回は世界一モテないカーマニアとしてその筋に名をとどろかせる、webCG編集部のほった君(写真左)も同行した。
-
2/11日本導入のニュースを見て以来、ひそかに胸をときめかせていたのが「ジープ・グラディエーター」である。この日は首都高の辰巳PAでイエローの「シボレー・コルベット」と遭遇。図らずもアメリカを代表する両横綱の共演となった。
-
3/11「グラディエーター」のインストゥルメントパネルは、基本的に現行型の「ラングラー」と同じデザイン。日本にはトップグレード「ルビコン」のみが導入されている。導入当初の車両本体価格は770万円だったが、現在は840万円に値上がりした。
-
4/11「グラディエーター」のサイズを考慮し、いつもと同じ自宅前に来てもらうのではなく、手前の広いところで待ち合わせすることに。そこでは巨大な青いマシンとともに、webCG編集部のほった君が笑顔で出迎えてくれた。ほった君は数年前に私の主催イベントで行った「モテないカーマニア選手権」のチャンピオンである。
-
5/11東京・杉並の住宅街を行く「グラディエーター」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=5600×1930×1850mmで、ベースとなった「ラングラー アンリミテッド」よりも全長が730mm長い。しかし、ボディーの見切りが抜群にいいせいか岩城滉一氏よろしく、「乗っちゃうと、意外と小回り利くんですよ」的なセリフも言えそうだ。
-
ジープ グラディエーター の中古車webCG中古車検索
-
6/11首都高の辰巳PAで「グラディエーター」の荷台に乗ってみた。荷台の内寸は奥行きが1531mm、最大幅が1442mm、荷台の最大積載量は250kgである。普通貨物自動車として1ナンバー登録されるため、車検は毎年となる(初回のみ初度登録から車検は2年有効)。
-
7/11リアウィンドウ中央に、スライド式の窓が備わっている。顔を出すのがギリギリの大きさではあるものの、換気などに役立ちそうだ。そのリアウィンドウからの車体後方視界は良好とはいえないが、「パークビュー リアバックアップカメラ」が備わっているので安心して後退できる。
-
8/11ホイールベースは3490mmで、「ラングラー アンリミテッド」より480mmも長い。セクシージャンボことわが愛車「ダイハツ・ハイゼット トラック ジャンボ」がホイールベース内にきっちりと収まってしまう。
-
9/11本格的なオフロード走行もこなせる標準装備のFOXファクトリー製パフォーマンスショックアブソーバーをのぞき込みながら、ウンチクが止まらないバイパーほった君。ちなみに「グラディエーター ルビコン」の“3アングル”は、アプローチが43.4度、ランプブレークオーバーが20.3度、デパーチャーが26度とのこと。(数値はいずれも米国仕様)
-
10/11荷台は耐傷性、耐食性を高めるベッドライナーで覆われている。キャビンのルーフは「フリーダムトップ」と呼ばれる脱着式の3ピースモジュラーハードトップになっている。
-
11/11見た目はウルトラハードなのに運転が楽チンな「グラディエーター」。さすが世界一モテるクルマは奥が深い。バック駐車も余裕で、枠にビタッと一発で収められた。でも、ほった君も私も荷台に載せるものはない。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
ジープ グラディエーター の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第320回:脳内デートカー 2025.10.6 清水草一の話題の連載。中高年カーマニアを中心になにかと話題の新型「ホンダ・プレリュード」に初試乗。ハイブリッドのスポーツクーペなんて、今どき誰が欲しがるのかと疑問であったが、令和に復活した元祖デートカーの印象やいかに。
-
第319回:かわいい奥さんを泣かせるな 2025.9.22 清水草一の話題の連載。夜の首都高で「BMW M235 xDriveグランクーペ」に試乗した。ビシッと安定したその走りは、いかにもな“BMWらしさ”に満ちていた。これはひょっとするとカーマニア憧れの「R32 GT-R」を超えている?
-
第318回:種の多様性 2025.9.8 清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。
-
第317回:「いつかはクラウン」はいつか 2025.8.25 清水草一の話題の連載。1955年に「トヨペット・クラウン」が誕生してから2025年で70周年を迎えた。16代目となる最新モデルはグローバルカーとなり、4タイプが出そろう。そんな日本を代表するモデルをカーマニアはどうみる?
-
第316回:本国より100万円安いんです 2025.8.11 清水草一の話題の連載。夜の首都高にマイルドハイブリッドシステムを搭載した「アルファ・ロメオ・ジュニア」で出撃した。かつて「155」と「147」を所有したカーマニアは、最新のイタリアンコンパクトSUVになにを感じた?
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキンググラディエーター