-
1/23
-
2/232021年10月にガソリンモデルが、2022年2月にディーゼルモデルがマイナーチェンジされた「日産キャラバン」。今回の試乗車は後者。
-
3/23試乗車のグレードは新規設定された「グランドプレミアムGX」。2022年2月当時は最上級グレードとされていたが、2022年7月には新たな最上級グレードに位置づけられる「キャラバンAUTECH」が発売されている。
-
4/23マイナーチェンジでグリルとフロントバンパーのデザインが新しくなった。「グランドプレミアムGX」ではLEDヘッドランプが標準装備。
-
5/23ダーククロムのドアミラーは「グランドプレミアムGX」専用装備だ。
-
日産 の中古車webCG中古車検索
-
6/23試乗車のボディーカラーは特別塗装色の「インペリアルアンバー」。特別塗装色には傷がつきにくく、ある程度の傷がついても時間経過で自己修復するコーティングの「スクラッチシールド」を追加できる(1万1000円のオプション)。
-
7/23タイヤ&ホイールは15インチ。試乗車はヨコハマの「ブルーアース」シリーズ初のバン専用タイヤ「RY55」を履いていた。
-
8/23ワンタッチオートスライドドア(助手席側)はオプションで選べる。ドアレール内を通るワイヤーによって作動するプリミティブなタイプだ。
-
9/23マイナーチェンジを機に「NV350キャラバン」から「キャラバン」に。NV350が付かない車名は先代モデル(2001~2012年)以来となる。
-
10/23ダッシュボードのカラーリングはグレーからブラックに変更。D型シェイプのステアリングホイールも新しい。
-
11/23中立姿勢を維持しやすく疲れにくいという「スパイナルサポート機能付きシート」が全車標準装備になった。表皮には抗菌加工が施される。
-
12/23コンソールボックスはご覧のとおりの特大サイズ。直下にエンジンがあるため食料品等をしまうのは避けたいところ。
-
13/23リアシートは左右分割可倒式。あくまで荷室優先のバンではあるものの、座面も背もたれも厚みがある。
-
14/23緊急自動ブレーキ「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」が全車標準装備に。ミリ波レーダーとカメラのフュージョン方式で検知するため天候や明るさに左右されにくい。
-
15/23エンジンルームには助手席の座面をめくるとアクセスできる。最新の2.4リッター直4ディーゼルターボエンジン「4N16」は最高出力132PSと最大トルク370N・mを発生する。
-
16/23排気処理には尿素SCRシステムを採用。「アドブルー」の注入口は後席用ステップの後方にレイアウトされる。
-
17/23エンジンの吸気口は運転席用ドアのすぐ後ろにある。「ハイエース」よりも水害に強いというメリットはありそうだが、キャビンに近いため吸気音が耳につく。
-
18/23メーターパネルのセンターには5インチのカラー液晶が搭載された。ご覧のとおり標識認識機能が付いている。
-
19/23ガソリン、ディーゼルを問わずトランスミッションは全車で7段ATへと刷新。MTの設定はなくなった。
-
20/23ルームミラーにカメラ映像を映し出せる「インテリジェントルームミラー」は上位グレードに標準で、下位グレードにもオプションで装着できる。たくさん積むことの多いバンだけに役立ちそうだ。
-
21/23荷室長はクラストップ(実質「ハイエース」と2車種だが)をうたう3050mm。開口部の高さは1275mmを、幅は1370mmを確保している。
-
22/23後席の座面ははね上げて前方に収納できる。ホイールハウスの天面を平らに仕上げているのも「キャラバン」の特徴だ。
-
23/23日産キャラバン グランドプレミアムGX

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
日産 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。