-
1/19
-
2/192022年7月に実施された「ヤリス クロス」の一部改良と同時にラインナップに加わった、スポーツコンバージョンモデル「ヤリス クロスGRスポーツ」。「GRスポーツ」は、トヨタのスポーツブランド「GR」のエントリーシリーズに位置づけられている。
-
3/19「ヤリス クロスGRスポーツ」には、システム最高出力116PSのハイブリッドモデルと、最高出力120PSの純ガソリンモデルがラインナップされる。今回は前者に試乗した。車両本体価格はハイブリッドモデルが275万円、純ガソリンモデルが236万7000円。
-
4/19切削光輝仕上げが施された10本スポークデザインの18インチホイールに、215/50R18サイズの「ファルケン・アゼニスFK510 SUV」タイヤが専用アイテムとして採用される。
-
5/19「ヤリス クロスGRスポーツ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4185×1765×1580mm、ホイールベースは2560mm。ベースとなった「G」グレードよりも全長が5mm伸ばされ、車高は10mmダウンしている。
-
トヨタ ヤリス クロス の中古車webCG中古車検索
-
6/19今回、「ヤリス クロスGRスポーツ」の試乗に先がけ、同じハイブリッドパワーユニットを搭載する標準仕様車の「Z」グレード(写真)に試乗。両モデルを乗り比べることができた。
-
7/19ワインディングロードを行く「ヤリス クロスGRスポーツ」。フロントに備わる上下のグリルや、フォグランプベゼルが専用デザインになっている。
-
8/19最高出力91PS、最大トルク120N・mの1.5リッター直3エンジンに、同80PS、同141N・mの電気モーターを組み合わせるハイブリッドパワートレインに変更はない。「ヤリス クロスGRスポーツ」は、FF車のみの設定である。
-
9/19メーターは双眼鏡をモチーフとしたユニークな形状で、左右に分かれたデジタル表示部の中央に4.2インチサイズの液晶パネルが配置される。メーターに表示される内容やデザインは標準仕様車と同じものになっている。
-
10/19チューンされた足まわりも「ヤリス クロスGRスポーツ」の特徴。フロントではロアアームブッシュの変更や補強パッチの追加が行われ、リアではハブベアリングとアクスルキャリアが専用アイテムに変更されている。
-
11/19車体の下部中央に位置するフロアトンネルに2本のブレースを、リアエンドにロアバックブレースを追加。ボディーの剛性アップが図られている。
-
12/19インストゥルメントパネルのデザインは標準仕様車に準ずるが、「GR」ロゴ入りの本革巻き3本スポークステアリングホイールや、本革巻きシフトノブの採用でスポーティーな印象に。内装色はブラックのみの設定となる。
-
13/19ゴム製のすべり止めが組み込まれたアルミ製のアクセル&ブレーキペダルを標準で装備。これらは純正アクセサリーや他グレードのオプションアイテムとしても用意されない、「ヤリス クロスGRスポーツ」の専用アイテムとなる。
-
14/19標準仕様車と同じく、荷室床面の高さを分割し2段階で調整できる「6:4分割アジャスタブルデッキボード」を標準装備。40:20:40の分割可倒機構が備わる後席の背もたれを前方に倒せば、簡単に荷室を拡大できる。荷室容量は5人乗車の通常時で390リッター、後席を倒すと1102リッターとなる。
-
15/19前席は、ヌバック調の高触感人工皮革と合成皮革のコンビネーション表皮を採用する「GR」ロゴ付き専用スポーティーシート。今回の試乗に備わっていたシートヒーターは、ステアリングヒーターやナノイーXとセットになる3万8500円の有償オプションアイテム。
-
16/19前席と同じブラックのコンビネーション表皮で仕立てられた後席。室内スペースは標準仕様車と変わらないが、リアサスペンションのチューニングによって、走行中の快適性が大きく向上していた。
-
17/19今回の試乗車両の外板色は、7万7000円の有償オプションとなる「ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ」。「ヤリス クロスGRスポーツ」の外装色には同配色を含む2種類のツートンカラーと、5色のシングルカラーが用意される。
-
18/19トヨタ・ヤリス クロスGRスポーツ
-
19/19

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
トヨタ ヤリス クロス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
-
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】 2025.10.4 ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
-
MINIカントリーマンD(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.30 大きなボディーと伝統の名称復活に違和感を覚えつつも、モダンで機能的なファミリーカーとしてみればその実力は申し分ない「MINIカントリーマン」。ラインナップでひときわ注目されるディーゼルエンジン搭載モデルに試乗し、人気の秘密を探った。
新着記事
-
NEW
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】
2025.10.8試乗記量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。 -
NEW
走りも見た目も大きく進化した最新の「ルーテシア」を試す
2025.10.8走りも楽しむならルノーのフルハイブリッドE-TECH<AD>ルノーの人気ハッチバック「ルーテシア」の最新モデルが日本に上陸。もちろん内外装の大胆な変化にも注目だが、評判のハイブリッドパワートレインにも改良の手が入り、走りの質感と燃費の両面で進化を遂げているのだ。箱根の山道でも楽しめる。それがルノーのハイブリッドである。 -
NEW
新型日産リーフB7 X/リーフAUTECH/リーフB7 G用品装着車
2025.10.8画像・写真いよいよ発表された新型「日産リーフ」。そのラインナップより、スタンダードな「B7 X」グレードや、上質でスポーティーな純正カスタマイズモデル「AUTECH」、そして純正アクセサリーを装着した「B7 G」を写真で紹介する。 -
NEW
新型日産リーフB7 G
2025.10.8画像・写真量産BEVのパイオニアこと「日産リーフ」がいよいよフルモデルチェンジ。航続距離702km、150kWの充電出力に対応……と、当代屈指の性能を持つ新型がデビューした。中身も外見もまったく異なる3代目の詳細な姿を、写真で紹介する。 -
NEW
第87回:激論! IAAモビリティー(後編) ―もうアイデアは尽き果てた? カーデザイン界を覆う閉塞感の正体―
2025.10.8カーデザイン曼荼羅ドイツで開催された欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」。クルマの未来を指し示す祭典のはずなのに、どのクルマも「……なんか見たことある」と感じてしまうのはなぜか? 各車のデザインに漠然と覚えた閉塞(へいそく)感の正体を、有識者とともに考えた。 -
NEW
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる
2025.10.8デイリーコラム「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。