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2/312022年9月に初公開、同年12月に発売された「スバル・クロストレック」。既存の「XV」の後継を担うモデルで、「インプレッサ」をベースとしたコンパクトクロスオーバーというキャラクターは変わらない。
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3/31インテリアについては、豪華さよりも機能性の高さ、そして「遊びに出かけたくなるようなデザイン」を重視。操作系のあつかいやすさと、充実した収納スペースも自慢だ。
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4/31スバル独自のADAS(先進運転支援システム)「アイサイト」に関しては、センサーに初めて広角単眼カメラを追加。交差点の右左折時に、横断歩道を渡る歩行者や自転車なども検知できるようになった。(写真:向後一宏)
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5/31「インプレッサ」の派生モデルとして登場した「XV/クロストレック」だが、今や両者の立場は逆転。その流れはリリースの順番にも表れており、現行モデルではインプレッサよりも先にクロストレックが発表・発売されることとなった。
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6/31グレードは「ツーリング」と「リミテッド」の2種類。ツーリングはエントリーグレードにあたるが、「アイサイト」やLEDヘッドランプ、悪路走行をアシストする「X-MODE」(4WD車のみ)などが標準装備となる。
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7/31インテリアでは装飾類やインフォテインメントシステムなどを省くことで価格を抑えている。撮影車両は11.6インチディスプレイやピアノブラックのシフトパネル、本革巻きシフトレバーなどを備えているが、これらはいずれもオプション装備だ。
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8/31「ツーリング」に装備される、シルバーステッチの入ったトリコット表皮のシート。「クロストレック」のシートは、乗員の骨盤をしっかり支えて頭の揺れを抑えることと、万が一の事故の際に、むち打ち傷害を軽減することを重視して設計されている。
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9/31上級グレードの「リミテッド」。外装における「ツーリング」とのちがいは控えめで、ツートンの18インチアルミホイールが最大の特徴となっている。
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10/31インテリアにはピアノブラックやシルバーの装飾類、大型ディスプレイ+インフォテインメントシステムなどを標準で採用。アルミパッドつきスポーツペダルは「リミテッド」の専用装備で、「ツーリング」ではオプションでも選べない。
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11/31シート表皮はシルバーステッチ入りのファブリックで、前席には電動調整機構を装備。なお「リミテッド」「ツーリング」ともに、本革シートやフロントシートヒーターがオプションで用意される。
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12/31テールゲートに装着される「SYMMETRICAL AWD」のバッジ。長らく駆動方式は4WDのみだった「XV」だが、新型にあたる「クロストレック」では、およそ11年ぶりにFF仕様が復活することとなった。
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13/31パワートレインは基本的に従来型と共通だが、よりスムーズな走りを実現すべく各部を改良。エンジン始動時のショックの軽減や、回生ブレーキの最適化による“カックンブレーキ”の抑制などを図っている。
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14/31モーターはCVTに内蔵されており、プライマリープーリーから動力を伝達。バッテリーはラゲッジスペースの床下に搭載されており、車内空間への干渉を極力抑えている。
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15/31走りに関する装備は充実しており、例えばハンドルから手を離さずに変速操作が可能となるシフトパドルは、駆動方式やグレードを問わず、全車に採用される。
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16/31「インテリジェントモード」と「スポーツモード」の2種類から走行モードを選べる「SI-DRIVE」。これも全車に標準で搭載されている。
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17/31路面状況に合わせてパワートレイン制御の切り替えが可能な「X-MODE」。悪路での運転を支援するもので、ヒルディセントコントロール機能も備わる。グレードを問わず、4WD車に標準装備される。
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18/31従来モデルから基本的なフォルムは踏襲しつつ、よりダイナミックさを増したエクステリア。空力性能も向上しており、走行安定性や燃費性能の改善に寄与している。
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19/31ヘッドランプは「ツーリング」(上)ではハイ/ロービームのみLED式なのに対し、「リミテッド」(下)ではポジションランプやウインカーもLED式となるほか、“目頭”の部分にはLEDコーナリングランプが装備される。
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20/31ホイールサイズは「ツーリング」(左)が17インチなのに対し、「リミテッド」は18インチ。デザインも、前者はダークメタリックのモノトーンだが、後者はそこに切削光輝加工を施したツートンとなっている。
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21/31ルーフレールやグリルバー、ドアミラーカバーの色もグレードによって異なり、「ツーリング」はブラック、「リミテッド」(写真)はダークグレーとなる。
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22/31ボディーカラーは写真の9種類で、青系の色が多いのが特徴。グレードによって選べない色などはない。
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23/31縦型のセンターディスプレイを中心としたダッシュボードまわりの造形は、現行型「レガシィ」(日本未導入)に端を発する、今日のスバル車ではおなじみのもの。広々とした視界と見切りのよさは、今も昔も変わらないスバル車の美点だ。
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24/31メーターパネルは全車共通で、機械式の速度計とエンジン回転計に、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイの組み合わせだ。(写真:向後一宏)
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25/31「クロストレック」では、従来モデル「XV」より後席のショルダールーム(-7mm)やヘッドルーム(-11mm)が若干縮小している。従来モデルのオーナーは、実車に触れて確認することをお勧めする。(写真:向後一宏)
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26/31荷室については、VDA計測による容量は315リッター、フロア長は814mm(2人乗車時で1591mm)、フロア幅(ホイールベース間)は1090mm、荷室高は708mmとなっている。従来モデルと比べ、後席格納時のフロア長や荷室高が、若干低下している。
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27/31上級グレードより40万7000円も安い「ツーリング」。その状態でも機能・装備はそこそこ充実しているが、内装に関してはご覧のとおりの素っ気なさだ。
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28/31安全装備や運転支援システムに関するちがいとしては、アダプティブドライビングビームやデジタルマルチビューモニター(写真)、ドライバーモニタリングシステムが、「ツーリング」ではオプションあつかい、「リミテッド」では標準装備となる。
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29/31「スターリンク」とは、スバルが提供するコネクテッドサービスのこと。リコールなどの重要情報が自動で案内されるほか、ソフトウエアのアップデートにも対応。有償となるが、先進事故自動通報や、24時間のオペレーターサービス、遠隔での施錠/解錠や車載ナビへの目的地送信が可能なリモートサービスなども用意されている。
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30/31電動開閉式のガラスサンルーフ。「リミテッド」のみにオプション設定される。
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31/31装備の充実度や価格とのバランスを考えると、オススメは「リミテッド」のFF車。スバルファンのみなさんが4WDを好むのは承知のうえだが、ぜひご一考を。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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