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1/16今回は、シエナ大学の新入生歓迎祭「フェスタ・デッレ・マトリーコレ」のパレード車両を。「ランボッキーニ」とは「ランボルギーニ」と「ボッキーニ(オーラルセックス)」を合わせたもの。ベース車両は「アルファ・ロメオ146」。
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2/16シエナのカンポ広場は、いつもと同じ平和な光景が繰り広げられていた。しかし、その奥の市庁舎前に並んでいたクルマは……
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3/16「フェスタ・デッレ・マトリーコレ」に参加していた学生たち。写真の一番右が説明してくれたロレンツォ君。
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4/16いにしえの学生のムードを引き継ぐマント、そしてフェルーカといわれる帽子がフェスタのシンボル。観光客にとっては、格好の被写体である。
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5/16大胆にも「射精伯爵」と記された「アルファ・ロメオ156」(2002年)。
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6/16そのサイド。なんちゃってアートカーである。
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7/16「フォルクスワーゲン・ポロ」。サイドには「朝食時にシミをつける」という意味深な文字が。
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8/16「ランボッキーニ」を後方から見る。
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9/16イタリアの主要紙『コリエッレ・デッラ・セーラ』にかけた「コリエッレ・デッラ・セーガ」。「sega」とはノコギリのほか自慰行為を示す。フード部には昨今の政治を風刺する文言が。ベースは初代「ランチア・イプシロン」。
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10/16PA機器の配線をはわせた室内。
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11/16「アナル救急隊」と記された初代「ルノー・カングー」。
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12/16側面に記された文字は、イタリアの道路管理会社A.N.A.S.にかけたものである。塗色も本物のサービスカーを模している。
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13/16三輪トラック「アペ」。メッセージは記されていないが、どこか淫靡(いんび)な感じを受けるのは筆者だけか。
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14/16「フィアット・ムルティプラ」も。
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15/16「NASA」とはイタリア語で「シエナ新アナルセックス協会」の略語である。
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16/16シエナ政庁舎前で。母親は「マンマ、これ何て書いてあるの?」と尋ねられる前に、子どもの気をそらそうとしているのか。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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