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1/10東京・港区のステランティス ジャパン本社にて。ステランティスでインド・アジア太平洋地域の事業を統括する、アシュワニ・ムッパサニCOO(最高執行責任者)。
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2/10次世代戦略の説明の内容は、2022年に発表された「DARE FORWARD 2030」など、これまでに明らかにされた計画や目標をおさらいするものだった。ステランティスでは、文中で紹介される施策などを通し、2038年までに事業のカーボンニュートラル化を実現するとしている。
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3/10ムッパサニ氏が統括するインド・アジア太平洋地域は、ステランティスがさらなる進出をもくろむ重要な地域である。特にインドは開発の拠点としても重視されており、2023年1月には、ベンガルにソフトウエア開発を担うテクノロジーセンターが開設された。
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4/10アシュワニ・ムッパサニ氏はインド生まれのアメリカ人で、印マニパル工科大学で産業生産工学の学士号を、米ウィチタ大学で生産工学の修士号を取得。GMなどでキャリアを重ねたのち、2019年に旧FCAに入社する。ステランティスでは2022年7月より中国でジープやアルファ・ロメオ、DSオートモビルなどのブランドオペレーションを担い、2023年11月にインド・アジア太平洋地域のCOOに就任した。
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5/10せっかくの機会なので、間もなく発表される「ランチア・イプシロン」や、新生ランチアブランドの日本導入についても質問。答えは、ありていに言うと「要望が多ければ可能性はあるかも」といったものだった。現状では、日本導入の予定はなさそうだ……。
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6/10ステランティス ジャパンの打越 晋代表取締役社長。
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7/10アルファ・ロメオブランドの最高経営責任者(CEO)であるジャン=フィリップ・インパラ―ト氏。2021年1月の着任から3年をかけ、新製品の投入や品質の改善などを通して、アルファ・ロメオの再生を軌道に乗せた。
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8/102023年8月に発表された「アルファ・ロメオ33ストラダーレ」。パワーユニットには最高出力620PS超のV6ツインターボエンジンと、3基のモーターからなる750PSオーバーの電動パワートレインが用意されるが、受注の内訳は「8割がエンジン車、1割がBEV、残りの1割は悩み中」(インパラ―ト氏)とのことだった。
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9/10コンパクトSUV「ミラノ」には、アルファ・ロメオ初となるBEVモデルもラインナップされる。発表は2024年4月の予定となっている。
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10/10説明会では、未来のアルファ・ロメオと他ブランドとの位置関係にも言及。「アルファ・ロメオはプレミアム、マセラティはラグジュアリーで、両ブランドが重複することはない。ただ、ランチアとはスポーティーなバックボーンを持つブランド同士なので、担当者と綿密に連絡をとって、差別化を図っていく」とのことだった。インパラ―ト氏が思い描く、BEV時代のアルファとはどんなクルマなのか? 非常に気になるところである。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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