-
1/14写真向かって左が、本田技研工業 電動事業開発本部 BEV開発センター BEV完成車統括部 BEV商品企画部 部長の中野弘二氏。同右が、本田技術研究所 デザインセンター e-モビリティーデザイン開発室 プロダクトデザインスタジオ チーフデザイナー兼クリエイティブリーダーの清水陽祐氏。
-
2/14「Honda 0」シリーズの2台のコンセプトカーは、2024年3月5日から3月10日にかけて「Hondaウエルカムプラザ青山」にて一般公開された。
-
3/14「Honda 0」のフラッグシップモデルを示唆するコンセプトカー「SALOON(サルーン)」。横から見ると、かつてジュネーブショーなどに花を添えたスーパーカーのショーモデルのようにも見えるが……。
-
4/14真正面から見ると、ご覧のとおり。フロントフェンダーの張り出しもほとんどなく、空間重視の箱型のクルマを思わせる。
-
5/14車内空間については、前後・左右のゆとりは十分だが、頭まわりが窮屈な印象。市販化に際してはルーフを高める必要がありそうだが、それでコンセプトカーの魅力的なフォルムを保てるのか……。デザイナーやモデラ―の、腕の見せ所である。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/14ボディーパネルと完全に一体化したサイドウィンドウも、市販化に際してどう変更されるか気になるところ。……というか、巨大な2枚のガルウイングドアは継承されるのだろうか? 「普通の4枚ヒンジドアになったら、がっかりだよ!」というのはwebCG堀田の弁。
-
7/14「人々の暮らしの拡張」(報道資料より)を提供することをテーマとした「SPACE-HUB(スペースハブ)」。ボンネットなどは一切なく、フロントマスクの直後からウインドスクリーンが始まる。
-
8/14「サルーン」と比べるとエクステリアの造形はちょっと複雑。ベルトラインには写真のような段差が設けられていて、それがヘッドランプの左右まで続いている。
-
9/14「スペースハブ」の魅力といえば、なんといってもこの車内空間! しかし、インテリアとの連続性を感じさせるこのシート形状は、市販モデルへの反映は難しそうだ。市販車のシートには、リクライニング&スライド機構や、格納・可倒機構など、さまざまな機能を盛り込まなければならないからだ。
-
10/14「サルーン」「スペースハブ」ともにリアウィンドウはないが、これは後方視界をカメラのみに頼る想定としたため。すでに一部のスーパーカーなどにも取り入れられている手法で、デザインの自由度がグッと増す。
-
11/142台のコンセプトカーの開発にあたり、シンプルさと独創性、ダイナミズムを重視したというデザイナーの清水陽祐さん。コンセプトムービーの作成にも関与したという。
-
12/14商品企画の中野弘二さんによると、「Honda 0」シリーズは一部の人のための特別なモデルではなく、既存のホンダ車と同じように、幅広いユーザー層を想定しているとのことだった。
-
13/142026年に最初の市販モデルが登場するという「Honda 0」シリーズ。どのようなモデルが登場するか、興味津々(しんしん)である。
-
14/14

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット― 2025.12.5 ハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。
-
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る 2025.12.4 「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。
-
タイで見てきた聞いてきた 新型「トヨタ・ハイラックス」の真相 2025.12.3 トヨタが2025年11月10日に新型「ハイラックス」を発表した。タイで生産されるのはこれまでどおりだが、新型は開発の拠点もタイに移されているのが特徴だ。現地のモーターショーで実車を見物し、開発関係者に話を聞いてきた。
-
あんなこともありました! 2025年の自動車業界で覚えておくべき3つのこと 2025.12.1 2025年を振り返ってみると、自動車業界にはどんなトピックがあったのか? 過去、そして未来を見据えた際に、クルマ好きならずとも記憶にとどめておきたい3つのことがらについて、世良耕太が解説する。
-
2025年の“推しグルマ”を発表! 渡辺敏史の私的カー・オブ・ザ・イヤー 2025.11.28 今年も数え切れないほどのクルマを試乗・取材した、自動車ジャーナリストの渡辺敏史氏。彼が考える「今年イチバンの一台」はどれか? 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の発表を前に、氏の考える2025年の“年グルマ”について語ってもらった。
新着記事
-
NEW
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.12.6試乗記マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。 -
NEW
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。 -
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。






























