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1/112024年3月に発売されたホンダのニューモデル「WR-V」に試乗した。ホンダの開発拠点でアジア最大規模を誇るタイのホンダR&Dアジアパシフィックが開発を担当し、インドのホンダカーズインディアが生産を行うグローバルSUVだ。
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2/11「WR-V」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4325×1790×1650mmで、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」とほぼ同サイズとなる。
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3/11「WR-V」が生産されるインドでは、2023年7月にWR-Vが「ELEVATE(エレベイト)」の車名で発売されている。そのインド市場には2017年に現地生産車としてWR-Vが初導入されたが、同モデルは3代目「フィット」をベースとした別モノなのでややこしい。
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4/11今から37年前となる1987年にインドを訪問した20代のオレ。日本のもやしっ子には、行きの機内からしてインドはあまりにも衝撃的だった。
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5/111987年当時にインドでポピュラーだった「ヒンドスタン・アンバサダー」の車窓からのスナップ。インドの路上はだいたいこんな感じで混沌(こんとん)としていた。当時、マルチスズキの「アルト」はまだ少なかった。ちなみにアンバサダーは、英モーリス社のセダン「オックスフォード」のノックダウン車で、かつてインドのタクシーといえばほとんどがこのクルマだった。
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6/11道路のセンターライン上に寝そべる牛。道のど真ん中に牛がずらっと並ぶ風景には心底驚いた。ガイドは「インドでは牛は神聖な生き物なので、どこにでもいます」と言っていたが、それにしても、である。
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7/11街なかのいたるところにリキシャが待機し、ぼったくろうと観光客に声をかけてくる。デリー中心部の空気は毒ガスレベルで、滞在中はずっとせき込んでいた。空気の汚れは今でもかなりひどいらしい。
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8/11長方形の大きなグリルが目を引く「WR-V」のフロントセクション。デザインコンセプトに“自信あふれるたくましさ”を掲げている。車名は「Winsome Runabout Vehicle(ウインサム ランナバウト ビークル)」の頭文字から命名された。
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9/11ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」とほぼ同サイズながら、価格はエントリーグレードの「X」が209万8800円、最上級グレードの「Z+」でも248万9300円と、リーズナブルに設定されている。ボディーカラーは写真の「プラチナホワイト・パール」や人気の「イルミナスレッド・メタリック」を含む全5色の展開。
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10/11パワートレインは最高出力118PS、最大トルク142N・mを発生する 1.5リッター直4ガソリンエンジンとCVTの組み合わせ。前輪駆動車のみのラインナップとなる。
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11/11「WR-V」の純ガソリン車だけのラインナップや、209万円からという低価格が「インドっぽい」と理解されているように思うが、走りも内装もとてもしっかりしていた。円安ルピー高もあって、日本円に換算するとインドより安い価格設定とされているのにも驚きである。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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